昨日・今日・明日
壱カ月昨日明日


2004年11月11日(木) ぐるぐるまわってまたもとどおり

 ジャバジャバと雨降り。相変わらず気温は高い。
 天候不順のため、地下鉄で出勤。車内で、定塚甫「人格障害」を読了した。内容は確かに重要なことばかりだが、『〜であるのである』と文末に多用されているのが気になって仕方ない。とにかくくどいのよ。

 仕事を何とか片付けて、ああくたびれたくたびれたと首をグルグル回しながら街を歩く。まっすぐ家に帰りたくない。フラフラと通りがかりのTSUTAYAに寄り、半額クーポンを使って前々から見たかった森達也の「A」と「A2」を借りた。
 まだ帰りたい気分にならないのでそのまま地下を通って堂島まで歩く。途中のお店でまたリュックを探してみるが、やはりコレといったものがない。そのうち自分がどんなものを求めているのかよくわからなくなってしまった。
 ジュンク堂で新刊をチェック。文芸文庫もちくま文庫も今日のところは見送って、2ヶ月くらいまえから手にとっては棚に戻し、また手にとっては棚に戻す、を繰り返していた堀切直人さんの本をようやく買った。
 本を買ったら満足して、バスに乗って帰った。家に着いたら、Tが料理本と首っ引きで肉じゃがを作っていた。味見をしてみて、もう少しお醤油入れたら、などとアドバイスしてみるが、レシピには「大さじ3杯」としか書いてなかった、と言って頑として譲らない。出来上がりは、ちょっとヨソユキ顔の上品な煮物になっていた。少々薄味だけどね。でもそのことは言わず、おいしいおいしいと言って食べる。人を育てるには、まず褒めること。

 ごはんの後、「A」を途中まで見る。サリン事件から約1年半たった東京で、警察が白々しい演技を駆使し、公務執行妨害で一人のオウム信者を逮捕して行くところまで。
 正義とはいったい何だ、と思う。そんなものが本当にあるんだろうか。
 とにかく、続きは明日また見ることにして、寝る前に新聞を読んだ。
 アラファト議長が亡くなった。そりゃあ、誰もがいずれは死ぬんだけれども…。
 寝る時、蚊がファンファンと耳元で飛んでいた。夜中にどしゃ降りの雨。雨音が耳について、なかなか寝つけず。

・購入物:堀切直人「浅草」(栞文庫)

・朝食:バタートースト、ゆで卵、ヨーグルト、珈琲、蜜柑
 昼食:お弁当(ソーセージと玉ねぎのカレー炒め、筑前煮、ごはん、蜜柑)
 夕食:肉じゃが、冷奴(カツオと海苔とネギのせ)、ほうれん草と揚げの味噌汁、柚子大根、ごはん


フクダ |MAIL

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