昨日・今日・明日
壱カ月|昨日|明日
というわけで、友人Kと高野山へ行った。
吹田から近畿自動車道に乗って、ひたすら南へ。行きはKが運転してくれた。Kは昨日とはうって変わって大変元気で、ただそのように振る舞っているだけなのかもしれないけれど、電話で散々こぼしていた愚痴のことなどはすっかり忘れたように見えた。そして、おにぎりじゃなくてサンドイッチがよかったよ、などと、私の作ってきたお弁当に文句をつけたりした。 土曜日のせいか道は案外空いていて、昼前には高野山近辺にたどり着くことが出来た。駐車場に車を止めて、ただ思いつきでやって来ただけでこの辺りの様子は二人とも全くわかってないのだけれども、とにかくココへ行けばいいだろうということで、奥の院にお参りすることにする。
気温は24度。歩いていてもそんなに汗はでてこない。空は曇が多くて日差しを遮ってくれていて、それがとてもありがたかった。風もそよそよと気持ちよく、奥の院ではなんともうヒグラシが鳴いていて、まるで夏の終わりのようだった。 ゆっくり歩いて、豊臣秀吉や織田信長の墓を眺める。神社仏閣を焼き討ちした織田信長の墓がこの奥の院にあるとは考えられていなかったのだが、数十年前に山の上に埋もれているのが発見されたのだ、と団体客を引率していた案内人が説明しているのを立ち聞きしてきたKが言っていた。 お参りをすませて一周して戻ってきたら、Kは3カ所、私は2カ所、蚊にかまれていた。
その後、金剛峰寺へお参りし、せっかく高野山まで来たのだからと、通りかかった宿坊で精進料理を食べた。高野豆腐の煮物や野菜の天ぷら、おすまし、など。いつも家で作っている献立みたいで、特に目新しさはない。 しかししかし、ここで給仕をしてくれた若き僧侶が私好みのスッとした男前で、料理はまあともかく、本当に来て良かった。このトキメキをKに伝えてみたところ、アンタ昔永平寺に行った時もそんなようなこと言うてたでえ、と呆れられる。そうだったかな、私は坊主に弱いのか? 料理をいただいている間中、何とかアレをモノにする方法はないものかとあれこれ頭をめぐらせては見たものの妙案は思い浮かばず、そのままスゴスゴと引き上げてきてしまった。最近こういうことにも、とんと良い知恵が浮かばぬようになってしまった。イカンなあ。 煩悩を払ってもらおうと高野山くんだりまでやって来たものの、寺で坊主にクラクラしているなんて、まだまだ頭の上から足の先までどっぷり煩悩に浸かっているようだ。
お土産にゴマ豆腐を買って山を降りる。帰りは私が運転し、行きとは少しルートを変えて泉佐野を通って帰る。帰りの車の中では私が持参してきたスカタライツのCDをずっと聴いていた。 途中で岸和田のインターに寄り泉州の水茄子の漬物を購入し、車の中でもパクつけるように高菜と梅干しの入った「めはり寿司」を買って、一路大阪に戻ってきた。帰りも渋滞なく順調に走れ、ビールが飲めないのが残念ではあったが、なかなか楽しいドライブであった。
夜はテレビでサッカーを見ていたのだが、早起きがきいたのかさすがに眠く、試合の途中で何度も居眠りし、ほとんど満足に見られなかった。試合終了後、日記を書いて入浴、本格的に就寝。
・購入物:なし
・朝食:お弁当(梅、しそ、カツオ、昆布のおにぎりいくつか、卵焼き、ベーコンとほうれん草のソテー、トマト、キュウリのサラダ、麦茶) 昼食:精進料理(野菜の天ぷら、高野豆腐の煮物、ゴマ豆腐、おすまし、漬物、ごはん) 夕食:車の中で(めはり寿司2個) 家に帰ってきてから、鮭茶漬け
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