妄想更新日記
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| 2004年02月13日(金) |
ssモドキ4(36) |
太陽が黄色いって本当だ。
俺は授業フケて屋上貯水タンクの影で昼寝をする事に決め込んだ。 ここはちょっと捜したくらいじゃ見つけにくい穴場。 おまけに次の時間は代替講師の英語だから滅多な事じゃバレやしない。
「っっツ...!」
ちくしょう桃のやつ人の身体だと思って無茶苦茶犯りやがる。
ま、俺が誘ったんだからしょうがないんだけどさ。
あいつは俺が誘わない限りは絶対に誘って来ない。こんな関係になったって絶対自分からは言い出さない。 その分たまったもん吐き出すようにやるから実際たまンないんですケド...。
ま、俺も無茶苦茶にしてほしいときにしか誘わないもンなー。
しょうがないよね。
*********
「英二!!」
「にゃっ!!」
「もういい加減に起きなよ。お昼だよ」
フジがにっこり笑いかけてる。そういや辺りもざわざわしてる。 俺、いつの間にウトウトしちゃったんだろう?
「ほら、お弁当。桃が英二ン家に泊まったんだって?ねえさんから預かってきたよ」
「わお!サンキュー*フジ様、姉貴様!」
そーいやー激ヘリだ。寝坊して朝練間に合わないからって朝食、御辞退申し上げたもんなぁ。
「大石はごまかせても僕はごまかせないよ」 そういって腰をバンと叩くから俺は悶絶した。
「ふ、ふじぃぃぃぃ〜〜〜〜〜〜〜!!」 本気涙がでそうだ。
「バカだね、なんで休み前にしなかったのさ。」 「休みったって日曜日だけじゃんかー。いいじゃんかー、勝手だろ?」 うらみがましく睨み返すとフジは天使のように微笑んで
「いざと言う時の代返まで担当してる僕にそんな可愛い事言う子はどの子かな?」
ぱんぱんぱん!!
「だーーーー!!すいません。腰は勘弁して下さい!」
「ふふふ....」
意地悪く楽しそうに笑った。悪魔!あーくーまー!!
しばらくバカ話をして弁当を食べ食後の缶ジュースでも買いに行こうかと立ち上がったついでに振り返って聞いてみた。
「フジ!フジはなにがいい?」
「....桃....」 「は?桃?」
不思議なイントネーションに聞き返すとフジは俺を見上げて聞いて来た。
「英二は桃がいいの?」
俺はびっくりして言葉につまった。
「違うんでしょ?英二は大石がいいんでしょ?」
俺はきっとしらない人間に話し掛けられた猫みたいな顔してたはず。
「なんで桃だったの?僕のほうが仲良しだったでしょ?」
フジは立ち上がって俺に近付いて来た。なんでか、俺は後ずさりしてしまう。
「僕のほうが英二の事わかってるのに。なんでさ?昔はさ、しごきっこしたりHな本一緒にみたりしたじゃない」
「フジ...」
「寂しかったら僕に言えばいいのになんで桃なのさ。」
フジはなおもあゆみよってくる。 おれは首を横にしか振れない。
「年下だから?桃はなんでも言う事きいてくれるから?」
どん。
例の貯水タンクにぶつかった。
肩をつかまれた身体は魔法がかかったみたいに動けない。
俺のほうが背だってでかいのに。力だってあるはずなのに。
「英二はさぁ、そうやって我がまま言える相手がいいんだよね。勝手だよね。」
そう言って顔を近づけて来た。
キンコーンカンコーン......
昼放課がおわっちゃう。
「ん........」
息が続かなくなって吐き出したと同時に舌を吸われた。
フジの方が勝手じゃない...
「やっ!!....」
左手がシャツをまくりあげそうになった辺りでやっと突き飛ばせた。
「やだなぁーそんな本気になって嫌がらないでよ。」
息一つ乱さずクスクス笑うフジになんだか無性に腹が立って来てシャツの袖口で自分のだ液を拭った。
「...な..なにするんだよッ!....」
「いいじゃない。遊びだよ。英二だって寂しいから桃と遊んでるんでしょ?僕も英二が最近かまってくれないんだもの。寂しくなったんだよ。」
それを聞いて俺はなんだか解らないけどカッとなった
「英二のしてる事と僕のした事、何が違うの?おんなじでしょ?」
おんなじ?おんなじだって...?
なんでこんなに怒れるのか、膝がガクガクして来た。
見上げてくるフジの襟を片手でつかんでくるりと向きをかえると
今度は俺がフジが詰め寄った。
「同じじゃない!!俺は桃と遊びじゃない!!」
自分でもびっくりするくらいの大声で叫んだ。
フジは目を大きく見開いた。
「お...俺は桃と遊びじゃない!少なくともフジが今思ってるようなそんなんじゃない!」
怒鳴り声が辺りに響いた。とっくにみんな教室にもどっている。
「俺は確かに大石が好きなのに桃とこんなになっちゃってるけど....。だけど!俺はもう大石には振られてて諦めてて桃は俺の気持ちも知ってて、でも全部ひっくるめて俺を赦してくれて!」
「.....。」
「俺、桃が俺の事真剣なのわかるもん!フジみたいに遊び半分や退屈しのぎに俺と付き合ってないってわかるもん!」
「..........。」
「だから桃の真面目な気持ち俺すごくうれしくて。でもフジは違うジャン!俺と遊ぶのは手塚の代わりでしょ?自分が寂しい時の穴埋めでショ?俺の事本当に好きなんじゃないじゃんか!桃は俺の事ほんとに好きだっていってくれるもん!フジとはちがうもん!」
「英二...」
「俺は桃がすきだよ。ホッとするもの。愛されてるってわかるもん。だから大石の事はあきらめようって!桃の事すきになろうって!でも時間がかかるかもって言ったら「待ってる」って言ってくれて、それで...それで....!!」
「英二!!」
「寂しいのはフジじゃないか!勝手でわがままなのはフジのほうだろ?!俺が退屈しのぎに付き合わないからって言う事聞かそうとしてるのはフジじゃないか!桃はそんな事しない!桃はそんな事いわないものッッ!!!」
ガンッ!
貯水タンクを思いきり叩いたのはフジだった。
「英二。今自分が何いってるか、わかってる?」
「フジ...手から血が...」
「英二は自分が今なにをしてるかわかってるの?」
俺はフジの手をつたう血をみてる
「確かにボクは手塚が好きで今さみしくて英二とはその穴埋めのつもりの退屈しのぎさ。我がままで勝手言ってるよ。僕のしてる事は酷い事さ。でもね、でもね英二...」
傷が....
「英二のしてる事はね、最低だよ」
ああ......
英二は桃がいいの?
違うんでショ?英二は誰がすきなの?
俺は大石が好き。
でも、フジ.....傷は....
傷はさ...早く治したほうがいいと思わない?....。
続きはまた後日
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