妄想更新日記
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2003年08月13日(水) 風の匂いとアニプリ感想(これはあとで)

今私は一人で留守番している。

子供と旦那は水遊びへ。私は月の者と戦闘中。薬物により一時休戦。

戦いのさなかにも生活はしなければならず衣服を干しに外へでた。

雨が降る匂いがする。

いつも思うのだがこの匂いがなぜ雨だと思うのだろう。

排気ガスによごれたこの場所と山奥の雨の匂いは同じなんだろうか?

私の田圃だらけの実家とここと同じ匂いなのか

日本も外国も同じ雨の匂いなのか

ずっと懐かしい匂い。



うちのじーは天気予報より雨の降る時間に正確だ。

「午後には晴れる」といったらホントに晴れるし

「夕方まで持たない」といえば本当にもたない。

だから私は朝にじーに会う時は必ず天気を聞く事にしている。

彼が何十年も雨の匂いを嗅いで得た知識

雨に匂いがあると自覚したのは私はいつからか

「もうすぐ降りそう」と感覚で思ったのはいつか

全く思い出せないが、このけだるい空気は彼等がやってくる足音に間違いはない。



じーほどに長けてる訳ではないが私にも少しづつ分かるようになってきた。

でもすぐにこの感覚は曇ってしまう。

私欲の願いに

なにかしたいから天気よ、どうか思い通りに!

そう願うと、もう本当にはどうなるのかわからなくなってくる。

仕事で外に出れるか出れないかなんてそんな都合の判断で空を見上げたってダメ。
忙しくて忙しくて空を見上げる余裕もない日等言語道断。

今日のようになにも考えないで空を見上げた時が一番当たるのだ。

だから私より長男の天気予報の方がよく当たる。

傘を持って行く時に、大きい傘、折り畳み、もっていかない、全部自分できめる。

次男はまだ匂いを嗅ぎ分けられないらしい。よく雨に降られては、ずぶぬれのランドセルを見かねた通りにある老人ホームのおばあちゃん達に傘を借りたりする。

長男は気付いたのだろう、あの雨の匂いを。

いつからか。

雨に降られて。

雨にぬれてうらめしく空を見上げながら

あるいは、びゅうと吹く嫌な風にあおられて持っていた鞄をだるく感じながら。



私は仕事に行く時の空の色でしかわからない。

降られたら面倒だからと折り畳みを職場に常備して

いつだってどうなっても困らないようにしてしまってる。

だからきっとわからない。

匂いも感じないし肌を通る風も何もいわない。


わが子も昔のように雨が降ったらといって猟に出られないだとか

作物に影響するとか

そんな体験をしてる訳ではないけど

きっと本来人間には自然を感じる感覚は備わってるんだと思う。

知恵が発達してくるとそういうものが分かったって分からなくたって困らないから鈍くなるけれど

本当は私たちには分かるんじゃないかと思う。

前世の記憶とまではいかなくても

ずっと自然と生きてきた経験のDNAが私たちに教えてくれる

それはそうなんじゃないかな

それをわからなくしてるこの忙しさに憤懣をもちつつも諦めて

わからない私にはわかるわが子がとてもうらやましくて

ずっとこの感覚を感じる子供でいてほしいと願う。

うちの子にはその才能がある。

うちの子だけじゃない、きっとまだなにもしらないこどもたち全員に。

せっかくのものだから早く大人にして早く忙しくしてそんなふうになくさないでと願う。



今きっとたくさんの自然の匂いをかいだら

うちのじーちゃんのようにゆっくりした生活になった時

必ず思い出す。

必ず再び昔の記憶の声がきける。







それはとても厳かな行為。







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アニプリ感想はまた後で。




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