妄想更新日記
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2002年07月04日(木) お泊まり保育

明日からお泊まり保育です。ちびちゃん。

実は復帰のばたばたですっかり用意を忘れてるダメ母は今日あわてて用意。

チビはルンルンしています。可愛い*


実はうちの保育園では「イメージ遊び」をすごく大切にしていまして。

4歳児から散歩にいくときたまたま変なものが落ちていると(例えばペンキの塗料だったりどこかの学生のサッカーのスパイクで土が荒らされていたり...。)そんな「いつもいく公園に不思議な事があった」っていうのをとっても想像して楽しむのです。

おばけのしわざかな?
この間絵本でみた狼かな?


そんな不思議を楽しんでいた子供達。


つい最近、園でアゲハの幼虫を飼ってめでたく蝶になり逃がしてあげたのです。

このアゲハに皆が心を奪われた実体から「おとまりのしかけ」がはじまります。いつでもコドモの気持ちが先です。大人が勝手にストーリーつくったってつまらない。普通の自然の現象の中からヒントを得て保母が誘導していくのです。


散歩先でアゲハをみた子供達(この日は『お願い飛んで来て!』と祈る気持ちで出かけました。よく飛んでる公園ではあるけど今日の仕掛けの日にとんでこなかったらお釈迦になったかもしれない...)

あ!みどりちゃんかな?クロちゃんかな?(2匹のアゲハの名前)

園に戻って給食を食べてると主任保母がアミをもってどやどややって来ます。

「ねーねーここに大きな揚羽蝶飛んでこなかった?」

ふとみるとアミの中に手紙が...


「私の住む森には森の神様が森に住む生き物すべての命を守るため気を枯らさないようにしている。でもその大事な神様の持つ「力の水」が何ものかに奪い去られてしまい森が荒れ果てて来ている。クロちゃんは二つの怪しい影を見たと言ってるクジラ組さん、私達を助けて!!
みどりより


わーたいへんだーみどりちゃんが助けてって手紙をくれたよ!

その手紙は重々しく緑の草木の和紙の絞り染めにローマ字で書いてありました。







「蝶がどうやって手紙を運んだの?」
「魔法が使えるの?」
「神様がてつだった?」
「黒いかげって何だろう」
「狼かな」
「森ってどこにあるの?」
「どうやってたすけたらいいの?」
「こわいからいやだなー」
「みどりちゃんとくろちゃんが死んだらどうしよう」
「森も「あれはてる」んだよ。」
「どう言う事かわからん」


などと話をいっぱいみんなでして
「助けたいかどうか」とか
「命の水」のはなしとか
恐いけどどうするとか
どうやったら森の場所がわかるかとか

恐いオトモダチはどうしようとか
地図とかないのかなとか
みどりちゃんにきいてみるお手紙をかいてみようかとか(そのあと枇杷の木に手紙を吊るしたら翌朝無くなってるので子供達騒然!)

もう5〜6さいの子供達がまさに知恵と勇気をふりしぼり皆で力をあわせて

「自分はどうしたいか」
「どうすべきか」
「嫌な気持ち(めんどくさい、こわい、など)にどう立ち向かうか」
「力をあわせるってどういうこと?」(我が侭や自分の好きな事ばかりしていて緑ちゃんはたすけられるの?とか)
「こわいけど頑張る気持ちにほこりをもったり」


そういう本当に「考える」事の多いイベントなんです。

他にもフツーにコドモの決めたメニュー(ハヤシライス)を包丁使って全行程自分でやったり

皆でせんとうにはいったり

お化けすいか作ったり

花火やったり

肝試しやったりします(このきもだめしはみどりちゃんを救うための勇気の出る石とか(てづくりの)そういうものをひろって)それを森探検に繋げます。


実は2通目の手紙が保育園のポストに入っていたのです

ゴールドとシルバーという狼で
「命の水はおれたちが貰った。おれたちは仲良しだから力をあわせてこの水をうばってかくしてある。お前達には力をあわせるなんてとてもできないだろう?もし、できるというのなら『5』のつく日にヒントをやろう。どうだ?」という挑発的文章にくじら組みのこどもたちは怒り浸透!!

「おれたちちからあわせるなんて簡単だもん!」
「そうかー?今日もお当番がいくらよんでも給食に来ないで遊んでた人は誰?そんなので力あわせられる?」と保母。

むむむ...

さてさて森探検がうまくいくかどうか?

ちゃんと無事にお泊まりが出来るか?


まだまだ可愛い5歳児でしょ?真剣なんですよ。

でも長男ももう3年生でそんなのは「嘘だ」とわかってるけど

にやり...


と、しただけで絶対水をさしたりしませんでしたよ。

俺の時はこうだった、あーだって、ちびちゃン頑張れよ。全然こわくない、すげーおもしれーよ。

そんで自分のお泊まりの時の事語りだします。

楽しかったんでしょうねー。

にいちゃんの時は「不思議な宇宙人」でした。宇宙人から手紙が来て宝物をくれると言うのです。オリエンテーリングみたいにいつもいく公園のあちこちに石盤(発泡スチロール)に地図が掛れてて合体させると文字が浮かび上がルのですがどのグループのピースがなくても分からないのでどきどきです。

やっとそろって絵文字をみると..

「ジャングルジムだ!」

だ〜〜〜〜〜と園庭にはしりだす子供達。そこにはいつものジャングルジムではなくて蛍光色にひかり夜店の蛍光輪ッカを一杯にぶら下げたジャングルジムが夜景に。

ただのわっかなのに皆目が真ん丸。

そこには「宝石(ビー玉)」が。

その宝石を手にお泊まり保育を終えた自信たっぷりなわが子を迎えたときの感動がよみがえります。

チビはどんなすとーりーに/果たして命の水はとりもどせるのか?いったいどうやって?


続きは明後日のお楽しみ。明日は徹夜で子なしの母ちゃん会です!





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