CHILDHOOD'S END
遠江 椋



 鮭児

北海道は海産物の宝庫。
中でも、うちの近くでは鮭なんか獲れたりします。

その中に「鮭児(けいじ)」ってのがあります。
要は鮭の子供で、1万本に1匹くらいの割合でしか獲れません。
子供なので一般的な鮭より小さく(大体1〜2kgくらい)、非常に脂が乗っているんだとか。
以前テレビで紹介されてから知名度が上がり、あちこちのネットショップで取り扱いしているのを見ます。
金額も1匹数万円。
こないだも某土曜昼の番組で、大御所タレントさんが「うちの冷凍庫には鮭児ばかりが何匹も入っている」なんて自慢げに言っていました。


が。


沿岸部に住む住民から言わせて欲しい。
「ぜーーーーーったい、それ騙されてるって!(笑)」


よーく考えてみてください。
1万本に1匹ですよ?
どれだけ漁師さんと直接取引きしても、水揚げは本当にごくわずかなんです。
(漁師町に住んでますが、私は一度もお目にかかったことはありません)
大体、一件の漁師さんが年間を通して1匹〜2匹水揚げすれば多いくらいです。
だから、流通せずに「漁師さんちのスペシャルアイテム」的な自家製食材にしかならないんです。
ネットでも通年販売しているところも多いようですが、そんな不定期にしか獲れない魚をどうやって売るんですか?
冷凍すれば日持ちはするでしょうけど、鮮度はどんどん落ちますし。
しかも1匹8万とか平気で書いてあるし。
「時不知(ときしらず)」とかも同じで、ほとんど獲れないものが平気で流通してる。
どれだけ有名な方でも、どれだけコネのある方でも、こんな悪条件な魚を何匹も所有できると思えないんですよね〜。
面白いなあと思いつつも、なんか不条理を感じる私…(^^;

ちなみに「メジカ」というのもあります。
こっちはもうちょっと漁獲量は多くて、流通もしてます。
それでも偽メジカが、たーくさん出回っているんですよ〜(笑)。
最近の偽モノ防止策として、大体のブランド魚には各漁業協同組合のタグが付いてます。
ブランド魚を買うときは、ネットとかでその町のタグを確認してから買うといいかも♪です。(^^)b

ちなみに、私がぽちぽちっとネットサーフィンしてみただけでも、偽ブランドがうじゃうじゃっと出てきました!(^▽^;
うちの義父母は、出かけた先で偽ブランドの魚を見つけたことがあって、店員さんとバトルしたらしいです(笑)。
ちなみに、義父は元・漁師…☆(´▽)

店員さんはもちろん、惨敗だったそうです…(^▽^;

2006年04月11日(火)
初日 最新 目次 HOME