CHILDHOOD'S END
遠江 椋



 美瑛へ

先週末は、美瑛の祖父の墓参りに行ってきました。
初盆ですが、キリスト教式なので特に何もなく。
やれ線香だお水だと準備もなく、ただ墓に行き祖父にご挨拶をしてきたカンジです。
お花も考えましたが、この先来るのは来年になりそうなので、とりあえず無しで。

いまだに美瑛の家へ行けば、祖父母が出迎えてくれそうな気がしてしまい、思わず涙が出てしまいました。。
というのも、この日は美瑛の家にもお別れをしなければいけなかったから…。
祖父が亡くなり、祖母(認知症なのです)も札幌のグループホームへ入所しました。
そして築20年以上経った美瑛の家には、誰も住む予定がなくなってしまったのです。
無駄に税金を取られるのも困るので、家族会議の末に家の売却が決まりました。

これで、祖父母の家ともお別れです。
夏休みや冬休みになれば毎回のように通っていた、祖父母の家。
仕方がないと理解しながらも、悲しくて、切なくて、我慢しても涙があふれてきました。。。

ふと祖父の納骨式のとき、牧師さんのお祈りが終わるとともに、飛行機が飛んでいったのを思い出しました。
「ああ、おじいちゃんはあれに乗ってお空へ行ったんだよ…」と息子たちに話したのです。
あれから半年以上が経つんだ…。

突然、息子たちが騒ぎはじめました。



「おかーさんっ、あれ見て!飛行機だー!!!」



空高く飛んでいるのは、本当に飛行機でした…。
偶然の出来事でした。
何度も何度も美瑛には来ていますが、飛んでいる飛行機を見る確立は決して高くはありません。


おじいちゃんは私たちを見守ってくれている。
家がなくなっても、何年経っても、きっときっと見守ってくれる。
ありがとう、おじいちゃん!
涙はなかなか止まらなかったけど、心がじんわり暖かくなりました。


そして最後の見納めで、美瑛の家へ。
もう片付けが進んでいるので、なんとも殺風景になっていました。
それでも、お世話になった愛着ある品物の数々。
寄ったついでに、形見分けでいろいろもらってきました。
おじいちゃんの懐中時計、おばあちゃんが作ったコサージュ。
これだけ通った家なのに、まだまだ知らないものがたくさんありました。

中でもびっくりだったのが…祖父の管理していた物置!!
ダンナが様子を見に行き、あまり長い時間戻ってこないので様子を見に行ったら…。
しかもダンナの目はキラキラ…楽しそうにあちこち探していました。

しばらく一緒に物色を続けていましたが、徐々にダンナの気持ちが分かってきました。
それは…祖父の持ち物が、あまりにもマニアックだったから!!(笑)
祖父は鉄道で大工さんのようなことをやっていたのですが、ノコギリにカンナ、ドライバーに定規、果ては使い方の分からないものまで出てくるったら!
こんなの素人がどうやって使うんだ!?と顔をしかめていたら、ダンナが一言。

「この専門的な道具が、男子としては萌えるんだよ…(ー`)」

うー、分かるような分からんような(^^;
他にもドリル、なた、剪定ばさみ、鍵(普通のドアに付けるようなやつ)、などなど。
大半は名前も分からないようなものでしたが、ダンナ(元水道配管業)は激萌え〜。
ちなみに実父(家電修理業)もかなり萌え〜(^^;

私にはよくわかりませんが、技術屋にはたまらんらしいです(笑)。

何だかわかりませんが、祖父の偉大さを思い知った週末でした(何故)。
ちなみに帰り道でも祖父の乗った飛行機がお見送りしてくれました。
そのお見送りの方法もまた意表をつくものでした。

なんていうか…フツーに、フロントガラスを横切っていったんです、飛行機が…!!!((((T▽T))))

たまたま飛行場のあたりを走ってたんですが。
坂を上りきったあたりで、突然巨大なジャンボジェットが右から左へ横切っていったんです!
もちろん飛行場へ着陸態勢に入った飛行機でしたが、その巨大さに圧倒されて思わず「ぅあ゙〜ッ!?!?」って叫んでしまいました…。
運転していたダンナまで何が起こったのかとびっくりしてしまい、思わず急ブレーキをかけさせてしまいました(^^;
いやー心臓止まるかと思った♪(滝汗)
おじいちゃん、サービス満点だわ〜(^▽^;

また来年、お墓参りに行くからね〜!
待っててね、おじいちゃん!

…けどサプライズイベントは勘弁してください(笑)

2005年08月28日(日)
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