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2006年11月01日(水)    幼稚園 願書提出→決定!

本日は息子の幼稚園の願書提出日。
9月から色々と見たり聞いたり調べたり考えたりの幼稚園選びですが、
それも今日で決着がついて終わりです。

幼稚園の願書は、前日になって紆余曲折しつつも、
結局2つの幼稚園(SY幼稚園とT幼稚園)に出すことにしました。
今日は大事な一日になる上、私は身重で無理がきかないため、
万が一に備えて夫には有休を取ってもらいました。
(万が一とは・・・体調が悪くなって面接に同席できない場合など)



まずは、朝一番でSY幼稚園に願書提出。
優先枠にあたらない我が家は、8:00〜8:15の一般受付に願書提出。
この幼稚園は一般枠が定員オーバーした場合に抽選となります。
願書提出後、定員オーバーが分かると、その場で速やかに抽選です。

とりあえず「並ばずとも時間内に願書が出せればよい」と思い、
夫は8時前に家を出て、8時5分前に幼稚園に到着。
すると・・・既に50人以上は受付を済ませてホールに居たとか。

SY幼稚園は、当初の予想通り定員オーバーとなり抽選。
(受付順にスピードくじを引いていく方式)
一般枠35人に対し77人の応募者だったようです。(実質倍率2.2倍)
これは予想外に少ない倍率!(昨年は5.2倍!だったので)

そして、我が夫、見事に当選!!

当選後、夫から携帯メールが届いて無事に帰宅。
私と息子はといえば、落選した場合に備えてT幼稚園に行く準備を
している最中でした。



さて、夫が帰宅してから家族会議です。

実は、直前まで他の人がどうするのか聞かないようにしていた私。
周囲の選択に翻弄された結果、自分らしい判断ができなくなることを
避けたかったのです。
その結果、我が家としては第1希望をあくまでSY幼稚園に決め、
抽選に落ちた時点でT幼稚園に行こうという結論を出しました。

そう、当初の希望としてはSY幼稚園が第1希望でした。
でも、前日までの諸々の情報により、私の気持ちはT幼稚園にかなり
傾いていたのです。

最大の理由は、同じマンションの同学年の子を筆頭に、知ってる子の
大半がT幼稚園1本に絞って願書提出することを知ったから。
同じマンションには、親しくしている女の子が3人居て、その3人とも
T幼稚園に単願するそうなのでした。
他にも、いつもの行きつけの公園で知り合った子供達も、揃いも揃って
T幼稚園に願書提出するという話。

たしかに、T幼稚園は良い意味で教育熱心であり、園舎も園児も明るい
雰囲気で一杯で、かなり好感が持てます。
自宅からの距離は、SY幼稚園と殆ど一緒です。
金銭的な面も、SY幼稚園が少し安い程度で大差ありません。

しかも、いつも息子が遊んでいる公園のすぐ隣。
通園するルートとしては慣れ知った道であり、入園後も今までと
同じようなエリアで行動できます。
息子が【慣らし保育】で早く帰ってきてしまう期間は、
息子を幼稚園に送った後、自宅には戻らず商店街で買い物などして
過ごすという手もあります。

それに、同じマンションの同級生と一緒に通園するのも楽しそう。
同じマンションに同級生が3人もいれば、私に何かあった時などにも
色々と助けてもらえそうな気がします。

入園後を想像してみると、T幼稚園の方が楽しそうなのでした。(苦笑)



しかも、昨日の夕方、更なる追い討ちが。
同じ時間にマンションに帰宅したMちゃん母子と会った際に、
「どこの幼稚園に出すことにした?」なんて会話をしたら、さぁ大変。

Mちゃんは、息子が同じマンションで一番波長の合う女の子です。
そのMちゃんがT幼稚園に決めたという会話を横で聞いていた息子は、
部屋に戻ってから「自分もT幼稚園に行く!」と言い出す始末。

いや、これにはかなり焦りました。(汗)
だって、親が決めた第1希望はT幼稚園じゃないんですから。
SY幼稚園の抽選に外れれば息子の希望通り(?)になるけれど・・・。

正直、昨夜寝る前にかなり悩みました。
息子が行きたいのがT幼稚園なら、T幼稚園に単願でいいのでは?と。
でも、本当にT幼稚園に行きたいと強く思ってるのだろうか?など。
直前になって、悶々としてしまった母なのでした。



ちなみに、T幼稚園の願書受付時間は、本日8:30〜10:00。

夫がSY幼稚園の抽選から帰宅したのが9時前。
帰宅して、その後のSY幼稚園のスケジュールを確認すると、
10:35から面接/14:00に合格発表/14:10から合格者は説明会とのこと。

まだまだT幼稚園の願書提出には間に合います。
受付自体は既に始まっているけれど、時間内に提出すれば抽選はなく
受付順に面接をする方式。
10時ギリギリに出しに行けば、SY幼稚園の面接時間とは重ならず、
面接を2つハシゴする方式で掛け持ちできそうです。

さぁ、T幼稚園に願書を出しに行く??どうする??

私の頭の中は、YESとNOの狭間で揺れ動いていました。

 「せっかく当初の希望通りSY幼稚園に当選したのに?」
 「でも、まだSY幼稚園の面接に合格したわけじゃないし。」
 「T幼稚園の方がいいなと思ってるなら、正直な気持ちに従ったら?」
 
どちらの幼稚園にも良い部分が沢山あって、本当に一長一短なのです。
こっちは嫌!という明確な線引きが出来ないのが困りもの。

そうこうして決めきれないうちに時間だけが過ぎて行き、
その結果、そのまま時間切れを迎えてT幼稚園には行かずじまい。
夫は「T幼稚園にもとりあえず出してみたら?」と言ってくれたし、
実際ものすごーく迷ったけれど、当選したのも何かのご縁と思い、
初志貫徹することにしました。



そして、10時を過ぎた時点でSY幼稚園の面接のため面接会場へ。

面接会場では、あまり知った顔ぶれに会いませんでした。
抽選には夫に行ってもらったため、他の人の当否が分からずじまい。
面接会場で見かけた顔見知りといえば、私にとって少しばかり苦手な
タイプで距離を置いていた母子ばかりでした。

自分の判断に迷いがあった私は、これで少しブルーに。

そして、面接。
面接を始める前に、別室で子供だけで遊ばせて様子を見る試験?が
あったのですが、我が息子、2度も泣いて出てきてしまいました。

これは、息子が云々というより、ちょっと運も悪かった・・・。
たまたま同じ時間帯に、母親ベッタリで引き離されるや否や大泣きする
男の子がいて、どうもそれにつられてしまったようなのです。
一度泣くと警戒心も強くなり、もう一度部屋に戻ってみても駄目。

2度目に泣いて出てきた時に面接の順番が回ってきて、そのまま面接。
面接官の前の椅子に向かう間で、なんとか息子をなだめつつ着席。
母親が側にいることで少しだけ安心し泣き止んだ息子でしたが、
警戒心が全開なので質問に答える声も小さい。(涙)

かろうじて、カードに書かれている動物などの名称を答えた後は、
得意な積み木を積むテストと、ビーズの穴に紐を通すテスト。
この辺は手先の器用な息子は遊び感覚で楽しめて少しリラックス。
最後に、名前と年齢を聞かれたけれど、名前の方は照れて答えられず。
どうにかこうにか、年齢だけは「2歳」と答えて面接終了です。

母親としては、とにかく終始ヒヤヒヤしっぱなしでした。
別室の息子が泣き出さないか、廊下で待ちながらヒヤヒヤしたり、
2度も泣いてドアまでやってきてヒヤヒヤ、
面接中もちゃんと求められたことができるかヒヤヒヤ。

でも、とにかく面接終了。
「まぁ落ちることはないレベルだったはず」と思いつつ帰宅。
ただし、息子に大泣きされたことで心がグラグラと揺れだしました。

「そういえば、幼稚園見学の時もT幼稚園の方が楽しそうだった。
 やっぱりT幼稚園の方が良かったんじゃないだろうか?」

今日の息子の泣き顔と、T幼稚園の幼稚園見学の時に見せた笑顔が、
私の頭の中で交互に浮かびます。

「これで面接に落ちてたらどうしよう?」という一抹の不安も手伝って、
「やっぱり念のためにもT幼稚園に願書提出しておけばよかった」
と後悔の気持ちが強くなりました。

そんな悶々とした気持ちを抱えつつ、なんとも落ち着かないので
昼食の用意と夕食の下準備を早々と始めた私です。

もう、ほんと落ち着かない気持ちで一杯でした。
いやー、子供のことでこんなに悶々としたのは人生初めてです。
自分自身のことなら一度決めたことに後悔することは少ない私ですが、
子供のこととなると、どうしてこう優柔不断で迷いだらけなんでしょう。



そして14時。
今度は息子を夫に預け、私一人でSY幼稚園へ。

面接番号の数字が並んだ合格発表の中に、息子の番号を発見。



あ〜〜〜良かった〜〜〜〜〜。
まぁ、大丈夫なはずとは思っていたけれど、本当に良かった。
これで駄目だったら、どこかの幼稚園で欠員でも出ない限り、
3年保育で行く所がないんだもの。(汗)

(ちなみに、息子と共に別室に隔離され大泣きした男の子。
 合格発表を見たら番号がありませんでした。
 でも【後日再面接】の欄に番号があったから大丈夫だといいな。)

掲示板で番号を確認した後は、そのままホールに上がり説明会です。

説明会の会場でも、やはり見知った顔ぶれは少なく少々ガックリ。
見知った顔ぶれの大半が女の子ばかり。
男の子で知ってる子は、以前ベビースイミングで一緒だった子が2人。

知り合いが2人いれば、居ないよりはマシなのですが、
実際には、そのうちの1人は市立幼稚園の抽選に当選していて、
SY幼稚園は仲良しグループの男の子が当選したら・・・というスタンス。
その仲良しグループの子供達、どうやら皆して落選してT幼稚園に
流れてしまったようなので、きっと市立幼稚園に決めるでしょう。



かくして、知り合いが殆ど居ない幼稚園に決まった次第。
もう少しSY幼稚園に知り合いが当選するかと思っていたんですが、
これが大きく外れてしまったのが誤算。

正直、この点が相当ショックで気持ちがかなり沈みました。
嬉しい当選のはずなのに、このブルーな気持ちは何??という感じ。

「こんなことならT幼稚園にも願書を出して、今夜一晩考える時間を
 取ってもよかったな」と後悔。
もしそうしていたなら、たぶんSY幼稚園を辞退してT幼稚園に
入園手続きを取ろうとしたでしょう。

でも、そうすることには、少しだけリスクもありました。
SY幼稚園は当日に合否が出るけれど、T幼稚園は翌日以降に速達で
合否が郵送される方式。
しかも、SY幼稚園の入園手続きは明日11/2の午前中だけなので、
T幼稚園の合否結果が届く前に手続き期間が終わってしまう。

つまり、T幼稚園を選んでSY幼稚園を辞退すると決めた場合も、
T幼稚園に絶対に合格している保証はないわけです。
とはいえ、基本的に希望者は全て受け入れたいという方針のT幼稚園
なので、よほどの場合を除き不合格にはならないはずですが。

もう1つ、敢えてSY幼稚園に決めた大きな理由があります。
それは息子が入園することで2人目には【兄弟枠】がもらえること。
【兄弟枠】になると優先扱いとなり、抽選は無しです。

ところが、この【兄弟枠】という扱いがT幼稚園にはありません。
(T幼稚園は特に何の優先枠も設けていないのです)
T幼稚園の方式は、誰に対しても平等な感じがして好感が持てますが、
こと第2子の幼稚園選びにおいてはネックに感じます。

というのも、我が家周辺では未だにマンションラッシュが続いていて、
このままいくと我が家の第2子が幼稚園に入る頃には、
どこの幼稚園も今よりすごい倍率になると予想できるのです。
子供の数が増えても、幼稚園の数はまず増えない。
定員が増えればいいけれど、どこの幼稚園も現時点でかなり満員に
近い状態です。定員&クラスを増やすことも難しそう。

となると、我が家としては【喉から手が出るほど欲しい"兄弟枠"】
というわけです。それが最大の決め手だったかも。

それに、冷静に考えると、同じマンションの子は、卒園後は同じ小学校に
通うことになるのだから、「毎日仲良く登下校」というのは、
先のお楽しみに取っておくのもいいか〜と思った次第。
許せ息子よ。(苦笑)

まぁ、そんなこんなでバタバタ&ヒヤヒヤ&ハラハラしつつも、
何とか幼稚園が決まってホッとした一日だったのでした。
私も疲れたけど、夫も息子も疲れたよね。
川崎市内に住む幼稚園児予備軍の皆様+家族も、それぞれに疲れた日。
みんな、お疲れさま!



ちなみに、幼稚園選びをしている間に驚いたことが1つ。

同級生の母親で、第2子を既に出産しているor妊娠している人が
殆どいなかったこと。

例えば、我が家と同じマンションには息子の同級生が6人もいるのに、
2人だけ上に兄姉がいるけれど、残りの4人は一人っ子です。
これって、我がマンション内だけでの傾向かと思ってたのに、
幼稚園見学などで久しぶりに会う同級生が揃いも揃って一人っ子。

ごくたまにゼロ歳児の弟or妹を連れた同級生がいても、かなり少数派。
妊娠中の母親なんて、私くらいでした。(苦笑)

これはこれで意外な展開で、行く先々でビックリ。
将来、息子の周りは一人っ子だらけになるのかしら・・・。
それとも4歳以上歳が離れた兄弟姉妹が増えるのかな。



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