Daily Journel@M403



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2003年11月28日(金)    季節外れの台風

朝から曇天で、すっきりしない一日。
季節外れの台風21号が、日本に近付いているんですね。
今週末は、土日とも雨模様のよう。
気温の変化も激しそうなので、体調を崩さないように気をつけないと・・・・・



この日記は11/28(金)の夜に書いています。

昨日の陣痛は、夕方すぎにはピタッと収まってしまいました。(苦笑)
一時期は、陣痛の間隔が10分おきくらいにまで短くなったのですが、
その割には大して強い痛みでもなく、1時間ほど様子を見ているうちに、
ス〜ッと引いていってしまって。

水曜の健診で、主治医に「平然とした声で電話してこれるくらいだったら、
まだまだだと思っていいよ。(笑) だいたい皆、電話している最中に
『うっ』って声が詰まったりするんだよ。」と言われていたので、
「こんなんじゃ、まだまだだなぁ。」と思ってしまって。

やっぱり水曜日の内診による余波=前駆陣痛だっただけなんでしょうねぇ。
昨夜は痛みもなくグッスリ朝まで眠れたし、今朝の体調もよかったし。(笑)

とはいえ、お産は逆戻りはしないもののはず。
陣痛があった分だけ、また更に子宮口が開いて、お産は進んでいるのだと
思いたい。開いた口が閉じてしまうことはないだろうし。

低気圧が近付いているせいか、午後から急にお腹が張ってきた。
連休以降、私の最大限に大きくなったお腹は、ちょっとしたことですぐに
パッツンパッツンに張ってしまう。

妊婦さんの体は、月の満ち欠けや潮の満ち引きだけでなく、気圧の変化にも
敏感に反応するものらしい。理由ははっきり分かっていないけれど、
低気圧の日はお産が多い」という話はよく言われていることらしく、
助産婦さんの経験によると、低気圧が近付くと子宮の収縮が強くなる傾向が
あると感じるそうだ。

たしかに、私の場合も「今日はやけにお腹が張るなー」と思う日は、
曇りだったり雨だったり、低気圧の日であることが多いな〜と感じている。
そして「大型の低気圧である台風の日も、お産が多いと昔から言われて
いる
」なんて聞くと、「むむ?では、いよいよ今週末あたりかしらん?」などと、
かすかな期待を寄せてしまうのだった。(苦笑)



お産に関する雑誌の記事を読んでいると、お産というものは人それぞれで
100人いれば100通りのお産があるそうだけど、「お産の時間の短・長」と
痛みの強・弱」という2つの点から、主に以下の4つに分類できるようです。

 (1) 短時間で、痛みが強いお産
   → 進みが早い分、痛みも強く感じるケース
 (2) 短時間で、痛みが弱いお産
   → 「まだまだ」と思っているうちに、あっという間に生まれるケース
 (3) 長時間で、痛みが強いお産
   → いちばん大変で頑張ったケース/原因は人それぞれ
 (4) 長時間で、痛みが弱いお産
   → ゆっくり時間をかけて、赤ちゃんを迎えるケース

正直なところ、私は自分の性格や体質から考えて、当初は上の(2)のケースの
お産になるのではないか?と思っていました。
でも、ここ1週間の流れを見ていると、どうやら(4)のケースに近いのかな。
そんな風に感じています。

それから、お産の進行具合は、陣痛の強さ子宮口の開き方
決め手となるようなのです。
その両方そろうことが、スムーズなお産の条件らしいのですが、産婦さんの
体質や気持ちの状態などによって、子宮口の開き方には個人差があって、
陣痛がそれほど強くならないうちに子宮口が開いてくることもあれば、
強い陣痛がきていながら子宮口はなかなか開かないということもあるそう。

そして、それは実際にお産が始まってみないと分からないことで、産婦さん
自身の意思ではどうにもならないことでもあるのです。
いくら陣痛が強くなっても、子宮口が開かなければお産は進まないし、
反対に、子宮口だけ開いても、強い子宮の収縮(陣痛)がなければ、
赤ちゃんは生まれない
というわけです。

私の場合、明らかに後者のパターン。
陣痛が強くならないと赤ちゃんは生まれてこないわけですから、陣痛を上手に
進めていくために色々と工夫することが必要なのかもしれません。

本によると、陣痛を進める基本の基本は 重力を利用すること

じっと横になっているだけでは、お産は進みません。
痛くても、動けるうちは動いておいた方がいいようです。
ベッドの上で動かずにじっと横になっているよりも、立つ、イスに座る、
しゃがむなど、上体を起こした姿勢でいる方が、子宮収縮や赤ちゃんが下がる
方向と重力が同じ向きに働き、よりスムーズにお産が進むそうです。
具体的には・・・ 歩くスクワットをする腰を回すなど。
他にも、足浴をして血行を良くする、エネルギー補給のために何かを食べる
などなど。

こうしてみてみると、つくづく「お産は体力勝負なんだなぁ」と思います。

たしかに、昨日、じっと座っているよりも立って歩いている時の方が、
お腹も張るし子宮収縮も進みました。
でも、なかなか進まない陣痛に助走をつけて強めるために、そうして動き
回っていることには、けっこう体力がいるんですよね。(汗)
で、途中で「こりゃ、あかん、体力が持たないや。」と感じて、積極的に
動くのを止めたら、陣痛もすっかり遠のいてしまった次第です。(苦笑)

きっと、私のお腹の中にいる丹頂ちゃんは、まだ外に出たくないのでしょう。
ゆっくりのんびり、いっぱい休憩しながら進んでいるのでしょう。
本来の予定日まで、実はまだ2週間もあるのですから。
そんな感じです。



というわけで、昨日のKin-chanは、せっかく有給休暇を取ったのに空振り。

なんだか申し訳ない気もするけれど、今週末はもともと全社で土曜出社の日に
なっているし、有休も溜まってきている。加えて、仕事の方も、今は一息つける
状況みたいなので、まぁ、これはこれで良かったのかな。(苦笑)
彼としては、身体は休めても、どうやら気は休まらなかったようだけれど。

私からすれば、彼が一緒にいてくれるということが何より安心できた。
安心できたから、陣痛は収まってしまったのかな?と思うくらい。(笑)
昨日は空振りに終わってしまったけれど、彼が心配して会社を休んでまで
一緒にいてくれたことを一生忘れないだろうと思う。

彼が側にいてくれる日に陣痛を迎え、一緒に病院に行ってお産に臨めたら
良かったのだけれど、こればっかりは仕方がない。
せめて、私が前駆陣痛に苦しんでいる姿を見てもらえただけでも良かったの
かも。だって、そもそも里帰り出産を選んでいたら、彼は、こんな姿は
見られなかっただろうと思うから。

かくいう私の方は、ホルモンの影響なのか、はたまた低気圧のせいなのか、
今日は、お腹の張りと同時に、吐き気と眠気が一段と強く感じました。
この症状は、まるで悪阻(つわり)の頃の症状に似ています。
出産が近くなると、悪阻の時と同じ女性ホルモンが分泌されるようになる
そうなので、この症状は当然なのかも。

というわけで、無理なく自然な陣痛(定期的で強い子宮収縮)を待ちつつ、
眠い時にはよく寝て、食事もきっちり取り、動ける時には動いて、
産婦となる私自身の体力をつけることにしたいと思います。とはいえ、
お腹が大きくなりすぎて、もはや横になるのも苦しいのですけれど・・・(苦笑)



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