Daily Journel@M403



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2003年11月10日(月)    久々に夜のお出かけ 〜産休前?のご挨拶(笑)

今日は夕方から都心へ出かけてきました。

9ヶ月も終わりかけて、だいぶ大きくなったお腹を抱えて、平日の夕方に
都心へ出かけていくのは、正直ちょっと勇気がいりました。(汗)
が、幸い体調も大丈夫そうだったので強行。
たぶん、昼間よく昼寝して備えてたのが良かったんでしょう。

さて、今晩の都心での用事は、大学テニス部の集まり。
大学の会館の一室で、18時半から倶楽部(=OB組織)の定例理事会。
その後19時から同じ部屋を使って、男子部がリーグ戦で昇格したお祝いの
祝勝会(立食パーティー)でした。

去年から倶楽部の理事をしているので、一応理事会には出席。
理事会は、特に何か大きな問題提起もなく無事に終了。
総務委員会なる組織の委員も担当しているので、10月から学生と一緒に
理事会の資料とか準備していたので、つつがなく終了して一安心。
まぁ、皆さんの気持ちは、理事会の最中から祝勝会にいっちゃってるので
例年になく楽勝で終わる予定なんですね、そもそも。(笑)

さて、理事会も終わり祝勝会が始まるまでの間、会場のレイアウトを変更する
必要があるので、全員いったん会場の外にある受付の方に出ます。
まぁ、結婚披露宴の受付の場所みたいな場所です。
実際、大学の卒業生が披露宴会場として利用することも可能なので、まさに。

そんなスペースに、受付を済ませて会場に入るのを待っているOBが沢山。
今年の男子部は昨年から2年続けて昇格したので、歴代OBの皆さんも、
それはそれは大喜び。お陰で、昨年より出席者も多いよう。

その歴代のOBの方々で、久しぶりにお会いする(面識のある)先輩方に、
会が始まるまでの間、ご挨拶をして回りました。
私の妊娠を知っている先輩、今日初めて知った先輩など、沢山の方から
「それはおめでとう!元気な子を産んでください」と温かい声をかけて
いただいて嬉しい一時でした。

それにしても、OBの皆さん、赤ちゃんとか出産とかの話になると、
年齢に関係なく表情が変わりますね〜。
別に普段は怖いわけでもないのですが、ふっと表情をほころばせて、
ご自身のお子さんの話をされる姿が、とーーっても印象的でした。

あぁ、家族の話となる、こんな顔をされるんだなぁ〜。
同じ部の、相当歳の離れた大先輩とか後輩とかいった立場を越えて、
なにか共通の立場や言語で話しているような感覚。
昔は「結婚して子供を作って初めて一人前として社会に認められる」って
言われてたって聞いたことがある気がしますが、そんな感じでしょうか?
そういう仲間入りをした感覚を味わいました。

祝勝会も盛況に終わり、私の最大の目的=主要OBへの産休前のご挨拶も
無事に終了。
あるOBの方に
「それにしても、女子(OG)の参加が少ないなぁ。
 ○○さん(=私の名字)、子供が生まれても落ち着いたら、また顔を
 倶楽部やテニスコートに顔を出してくださいね。」と言われました。

その先輩は、私が学生だった頃、女子のコーチとして練習を見て下さった方。
ちょうど私の父と同じくらいの年代で、お仕事は退職されてます。
そして、未だにテニスは現役。
毎週末のように、皆さんで大学のテニスコートに足を運んでいます。

その先輩に、久しぶりに旧姓で名前を呼ばれてビックリしました。
大学卒業後、OGとして倶楽部の活動に積極的に関わるようになったのは、
ちょうど結婚する前後の大学院生の頃からなので、大半のOBの方は、
私の名前は結婚後の姓で認識しています。
なので、当然ながら、名札に印刷されているのも新姓なので、周りは少し
不思議そうな顔。当たり前ですね。(苦笑)
でも、私は、10年以上経っても私の名前を覚えてくださっていたことに
感激してしまったのでした。ありがたいことです。



楽しい会が終わって家路に着いたのは22時過ぎ。(汗)
心配していた下り電車の帰宅ラッシュ、たまたま来た電車がガラガラだった
ので、溝ノ口まで座って帰ることが出来ました。
実は、この電車に乗って遅い時間に帰ることが、今日の外出において最大の
心配事だったのです。ラッキーすぎる・・・これも丹頂ちゃんパワー?

ちょうど同じ方向に帰る10歳くらい年上のOBの方とホームで一緒になった
ので、並んで座って喋りながら楽しく過ごせました。
私の学生時代から、OBとして男子部の練習に参加していた方で、
この先輩の名前を知らない後輩はいないだろうというすごい先輩なのですが、
思えばこんなに対等にサシで話をしたのは初めてです。
光栄だなぁと思うとともに、そういう機会を持てたことを嬉しく思いました。

溝ノ口で私が先に降り、そこからは大事をとってタクシーで帰宅。
妊娠してから何度か溝ノ口からタクシーに乗って帰ったことがあるのですが、
意外に近いらしく、だいたい1,000円くらいの料金で帰れます。

無事に家に着くと、私よりも Kin-chan が先に戻っていました。
身重の身で遅くに帰宅した私を、特に怒ったり不機嫌になることなく迎えて
くれた彼に、今日の私は心から感謝したのでした。

Kin-chan、本当にありがとう。
これで、テニス部(倶楽部)の理事の仕事も、中途半端に投げ出すことなく
堂々と産休に入ることができます。

暫くは、倶楽部の活動にもテニスコートにも足を運べないけれど、きっと
大きなお腹で出席した奇想天外なOGということで、先輩にも後輩にも
強烈なインパクトを残せたことでしょう。(笑)
結婚したり出産したりすると、パッタリ顔を見せなくなるOGが多い中、
そういうのが当たり前な風習をどこかで崩したかった私にとって、
最大の目的が果たせて満足しています。



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