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2002年10月05日(土)    初めてのカメラ講座

7月の(通信講座の)スクーリングを除いて、生まれて初めてカメラの講座を
受講することに。先生は同じ方です。そして今日が初回のレッスンでした。

池袋の教室に集まったのは、全て女性ばかりで20人ほど。
飲食店の仕事をしている方や、テーブルコーディネーターの仕事を始めた方、
そして子育てを終えて時間ができたので・・・という少し年配の女性2名。
大半の女性は、最年少22歳くらい〜30代前半くらいでしょうか。

初回のレッスンでは、まず最初に自己紹介。
続いて、各自持参したカメラを見てもらって、先生からレンズやカメラの話を
聞きます。一眼レフカメラをまだ持っていない人、一眼レフカメラ本体は持って
いるけれど50mm標準レンズは買っていない人、全部揃っているけれどリバーサル
フィルムは使ったことがない人、など様々でした。

「写真は光と影が大事」「絞りとレンズ」「シャッタースピードと露出」「使用
するフィルムの種類と撮り方(構図など)」、そして参考書籍について説明を
受け、来月までに「お茶とお菓子」の写真を撮るのが宿題となりました。

個人的には、構図や撮影方法について、かなり細かく指定されたのが意外。
もっと自由に撮らせてもらえるのだと(勝手に)思っていたので。
でも、レベルのバラバラな20人を相手に教えるのですから、最初は一定の枠に
はめて教えないと教えきれないものなのかもしれません。

細かい指定の中の「構図はタテ位置で。こう言っても横で撮ってくる人がいるん
だよなぁ〜(苦笑)」という指定にガックリ。
何を隠そう、私、タテ位置の写真に対して何となく苦手意識が強いのです。
構図的にヨコの方が好きなんですよね。慣れの問題かもしれませんが。

7月のスクーリング以降、タテで撮るのが好きになってきたとはいえ、まだまだ
撮った枚数は少ない。よって、今回のテーマに沿った写真のストックはあっても
ヨコ位置の写真が大半なのです〜。(泣) 仕方がないので、これから1ヶ月で
頑張って撮り貯めるしかありません。撮ることに慣れているだけマシでしょう。

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それにしても、講義が終わった後で思ったこと。
あれだけの細かい指定(しかも殆ど全て口頭)を、一眼レフカメラを触ったことも
ないような初心者が話だけを聞いて、果たして来月までに機材を揃え、なおかつ
宿題の撮影までこなしてくることができるのでしょうか・・・

機材を揃えるだけでも、相当のお金がかかります。レンズだけでも、良いものを
買おうとすると3〜4万ほどかかりますし、フィルムだって買ったことのない
ようなものを指定されて。(リバーサルのISO400なんて普通は買いません。)

予備知識もなく周りに詳しい知人がいない人にとっては、初回からかなり酷な
宿題だなぁと思います。帰り際、年配の女性の一人と電車が一緒になったのです
が、「講座を受ければ、手取り足取り丁寧に教えてもらえると思っていた」と
話す姿が、少し気の毒に思えました。仕方のないことなのですけれど。

せめて、フェリシモのテキストを持っていたら、必要な機材なりフィルムなりが
説明されているので、最悪テキストを持ってカメラ屋に行けば何とかなるという
気もしなくもないですが。。。でも、頼んでから数週間かかるので11月までに
間に合わない気がします。

「講座が進むにつれて、受講している人数がだんだん減っていく」という話を
小耳に挟んだことがありますが、それが分かるような気もしました。
願わくば、今日お会いした皆さんと最後まで受講したいものです。


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