えびたま

2021年12月26日(日) 3時間と聞いて怖気付いていた

もう昨日だけど、だいぶ久しぶりに舞踏の公演を観る。
芝居仲間が出ているのもあるけど
わからないものが観たくなったのだ。
ダンス01の「SUPER GREEN3/1+2+3完全版」
結構体型や年齢の幅が広く、
コミカルにもエレガントにも振れる。
多彩なシーンが鮮烈に移り変わり
展開にドキドキして観られた。
割と客席とのコミュニケーションをとっていて
なんなら触れそな気がする。
花を差し出されたとき、演者の人と目があったのに
手を出さなかったのが悔やまれる。
楽しく素敵な公演だった。

その時隣に座ってた知り合いの方に、
今日観るつもりのお芝居が3時間あるという情報を得る。
エクスペリメンタル「貧民街の善人」
ブレヒトの「セツァンの善人」を基にした音楽劇。
高校生の頃、黒テントが片桐はいりを迎えて
「ハザマとスミちゃん」という題で、やはり音楽劇で公演したのを
盛岡で観た。
ハザマとスミちゃんという2面性を演じる片桐はいりを観て
この人のために書かれた戯曲みたいだと思った覚えがある。
ああ、こんな話だったなと、思い出しながら観劇。
間に休憩を入れた、ちゃんと3時間かかる舞台だった。
仙台の実力派ばかりを集めた舞台で
画面に集中力があった。
民衆の貧困、格差を描いた作品で、
今上演する意義のある作品なのだろな。

光のページェント渋滞で、来るときのバスは
かなり時間がかかった。街中は人でいっぱい。
帰りは大典が迎えにきてくれたが、案の定渋滞に巻き込まれてた。


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