えびたま

2021年02月13日(土) ミニ典は映画の続きが観たいとゴネた

芝居仲間の呟きで、急遽お芝居を観に行くことに。
チケットを取り過ぎちゃったのだそな。
1万円近くするチケットだったから迷ったが
彼女の呟きにメンションをしてるうちに
どんどん行く気持ちになって来た。
そうだキモノで行こと
久しぶりにキモノのタンスを開けたら
防虫剤がみんな「おわり」になっていた。
コロナ禍が始まってから着てなかったのかと気づく。

電力ホールにて「スルース 探偵」
吉田鋼太郎と柿澤勇人の二人芝居。
小説家と、その妻の愛人が騙し合うシニカルなコメディ。
ああ、久しぶりだ。
地元の演劇はちょこちょこ観ていたが
東京の商業演劇は何年ぶりだろ。
コロナ対策のために、1階からエレベーターに乗るのも
並んで熱測って消毒して。
客席も市松模様。
やる側としてはキャパの半分しか入れられないから
大変なのだけど、観る側としては、前の席に人がいないのは
視野がとても広くて快適だった。

劇場にいる、と言うことがとても楽しかった。
カーテンコールでスタンディングオベーションが起こる。
正直、そいう芝居ではないと思うのだけど
立ち上がったお客さんたちに感動した。
やっぱり生の演劇って必要なのだ。ちょっと涙出た。

気持ちの良い余韻に浸ってたら大揺れ。
瞬間的にでかいのがくるとわかり、
大典と二人で棚や冷蔵庫を押さえる。
ミニ典は布団かぶってた。
怖かった。
不安でテレビを消せずに寝る。


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