えびたま

2020年11月22日(日) いい一日だったとミニ典は言った

踊りのお稽古で、久しぶりにお師匠さまのお孫さんたちと
一緒になったミニ典。
いつも通りふざけてる態度もあったけど
なんだかいつもより真面目だった。
お師匠さまにもすごく褒められてご満悦。
お稽古の後も、お家の二階でお姉ちゃんたちと遊べたし。

帰りは、お昼ご飯に回転寿司。
こちらも久々だったけど、ミニ典が予想以上に食べるので
驚いた。
寿司屋に行きたがる割に、寿司は2、3皿食べればいい方で
大体ラーメン食べた後は遊んでたミニ典が
ラーメンはいつも通り食ったけど、
自分で納豆巻きやカッパ巻きを注文し
流れてきたおいなりさんや卵焼きも食べ、
タコの握りを2皿、デザートに水まんじゅうも2皿食った。
いちねんせいになると、食う量が変わるとは聞いてた。
でも普段の食事は大して変わらないのは何故だ。

夜は一人で10-BOXにお芝居を観に行った。
言言の「蛇と天秤」。
大学病院を舞台に、謎の院内感染と新薬の関係をめぐって
Dr.たちと製薬会社の人たちがお互いの肚を探り合いつつ
真相を明らかにして行く。

役者が揃ってて、とても観応えがある舞台だったのは否定しない。
が、
医療関係者としては、荒唐無稽なストーリーに思えて
なんだか入り込めなかった。
ちゃんと医療監修されてる脚本なのだろか。
そもそも、閉鎖病棟でもなさそな内科で
結核菌感染させての人体実験というのがありえない。
医療従事者の感染予防措置も全くなしに。
当の准教授は「そこまで考えてなかった」という。
そんな素人考えなDr.はいない。
治療に当たった講師のDr.は患者の吐いた血を浴びたという設定。
そんなんさっさと検査しないと!!
その講師とガンガン接触してるんだから、その准教授自身も
感染のリスクがあるわけで。

そして気になるのは大学病院のエライDr.は
マッドサイエンティストみたいなファンタジー。
それにしては前述の通りやってることが科学的じゃないし。
製薬会社から、大学病院に人体実験を持ちかけるというのも
ありえんと思う。
しかも結核病棟じゃなく、わざわざ感染させる必要のある内科に。
フィクションなのはわかってるけど。

日本学術会議の問題で、世間が「学者」について
世間知らずで、既得権益のある特権階級みたいな見方を
割とすんなり受け入れて、
問題の本質とはズレてるのに、そのあり方について
批判する状況を、すごく危険なことだと思っている。
今のご時世で、例えばこの脚本をわたしが演出するとしたら
どーしたもんかなーと思いながら観た。

しかし、コロナのために観劇のチャンスが少ない今年。
芝居を観たい欲がちょっと満たされた。
こいう日常を早く取り戻したいのよね。
こんな中で公演を打ってもらえて本当にありがたいのに
批判的な感想書いてしまった。
わたしの日記なぞ、読んでる人は少ないと思うけど
upするのは終演後にします。

おうち帰ってきてから、大典とウォーキング。
その間、ミニ典に工作で散らかった部屋の片付けを
言い渡していた。
「漫画読みながらお菓子食べて、なんならYouTubeも
つけっぱにして、全然片付けてない」という
一番悪い子な状況を想定しつつ帰宅したら、
見事に片付いていた。
もちろん大典と二人で大褒めしたのだけど
ミニ典本人が一番「スッキリした」と喜んでた。


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