えびたま

2020年06月04日(木) いつ読んでも新鮮な文章

ここ1ヶ月ほど、通勤時ずっと同じ新書を読んでいる。
ハンナ・アーレントについての解説本。
ウソつきのおじさんの政権になってから
ファシズムについてとか、全体主義について触れた
コラムなんか読んでいると、よく出てくる政治哲学者なので
気になっていた。

しかし、高校から理系のわたし。
哲学なんか勉強したこともないから
アーレントの本など読んだこともなく
しかし解説本だから、読んでないと意味わかんないわけで
面白いくらい読み進まない。
難しすぎて字面は追ってるけど頭に入ってこない。
ちょっとページを閉じると
その次に開いた時、どこまで読んだかわからない。
どこを読んでも新鮮。
たまに「あ、読んだ」というフレーズが出てきて
それまでのとこが読み終わってた文章だったことに衝撃を受ける。
章によっては意味がわかって面白いところはあるんだけど。
全く意味わかんなくても、字を追ってるだけで次のページには進むが
「わ、ページめくった」と自分でびっくりする。
新幹線に乗ってる13分間に、何度も寝落ちしそになる。

そんな感じでまだ読み終わらない。
後ちょっとで…と思えるところまで来て1週間くらい経っている。
やはり元の本を知らなきゃダメだ!!とは思うが、
「全体主義の起源」は3巻の本で、1冊5000〜6000円くらい。
本人のエッセイくらいは読んでみよかしら。


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