えびたま

2019年06月11日(火) フラワーデモ参加してみた

大典が夜、芝居の稽古に行くはずだったが
無しになったとのことで、
つい先日twitterで知ったフラワーデモに行くことに。

今日は勾当台公園の市民広場。
行ってみると、30人ほどの人々がパラパラと
各々の手に花を持ち集まっていた。
わたしも今日、ジムに行ったついでに、スーパーで
安い花束を買っていた。

性暴力に対するデモ。
4月くらいから東京や大阪で始まっていたらし。
今年、立て続けにレイプ被害の裁判で被害者が無罪になった。
父親から娘へのレイプ、泥酔した同僚へのレイプなど。
許せん。
この国の司法はやはりおかしくなってると感じる。
そんで、裁判官の性被害に対する知識が圧倒的に
足りないのだ、と感じる。

参加者には男性もちらほらいる。
主催の女の子らのスピーチが終わり(大学生たちの発起だった)
その場にいる参加者たちのフリートークに。
驚いたのは、スピーチした人の過半数が、性被害者だった。
関心のある人が集まっているせいもあるけど
本当にそれだけ頻繁に起こっていることなのだ。
スピーチした人の勇気に感服するが、
考えてみると確かに、友達にも何人かいる。
なんだこの国!!なんだこの世界!!

痴漢だけでいえば、わたしもある。高校の頃だけど。
ショックで、同じ店の中にいたぱぱんちに言えなかった。
言ったら、ぱぱんちがそいつを殺すのじゃないかとも思った。
今思うとあれは、わたしの殺意だったのだ。

どの人も、「死にたかった」と言っていた。
どの人も、加害者を「殺しかたった」と言っていた。
つい先日、オランダで17歳の女性が、過去の3度のレイプ被害の
トラウマのため、安楽死を選んだと言うニュースを読んだ。
安楽死のドキュメンタリでやってたけど
その人の状況が安楽死に値するか、ちゃんと客観的なジャッジが入る。
その女性のレイプ被害でのトラウマは、
安楽死に値すると判断されたのだ。

この国では立件もされないことが多いどころか
無罪になる可能性もある。
なんだこの国!!なんだこの世界!!


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