えびたま

2008年04月30日(水) 続・パンダが死んだ日

「酒場の藝人たち」という矢野誠一の
エッセイ集の中に
「圓生とパンダが死んだ日」というのがある。

1979年の9月3日
上野動物園のジャイアントパンダ「ランラン」が
死亡したのだけど
同じ日に落語家の三遊亭圓生が急死した。
パンダのニュースが大きく報じられたため
偉大な落語家の訃報が
隅に追いやられた形になってしまったという。
この逸話を嘆くと共に、圓生の死を悼むエッセイである。

夕べのこと、圓生の落語を初めて聴き
ああこれは理想の落語家の声だなあとか
端正な落語でステキとか思い
どんな人だったんだろとぐぐってみたりして
過去に読んだこのエッセイの中の「圓生」だったのだと
改めて認識したところであった。
そこに、今朝のパンダの訃報。

飽くまでわたし個人の中だけだけど
パンダと圓生の縁は現在でも深い。


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