えびたま

2005年12月08日(木) 「唱わせたい男たち」を観る!!

えずこホールにて。
Shang yuこっぺさん&奈津子さん、Sound lab TATA水上さんと
4人で向かう。

久しぶりにデニムのキモノを出して着てみた。
こないだ買ったポンチョを上着にして。
全然寒くない。素晴らしい!!

さて、「唱わせたい男たち」二兎社。
舞台は、とある都立高校の保健室。卒業式の朝。
プレッシャーか、他の精神的ストレスかでめまいがひどく
卒業式のピアノ伴奏が危ぶまれる音楽講師(元シャンソン歌手)が
戸田恵子。
花粉症がひどくて保健室に駆け込んでくる校長が大谷亮介。
君が代を唱うのを拒否し続け、不起立で卒業式に臨もうとしている
日本史教師が近藤芳正。

教育委員会や、都の教育方針やらのしがらみから
日本史教師に君が代を唱うことを強要する校長やその他教師たち。
そのやり取りの中で、自分の課せられた役割を認識していく音楽講師。

「たった40秒我慢して唱えば…」というセリフが
こないだShang yuでやった「貧乏物語」の
「たった一行書くだけで…」というセリフを彷佛とさせる。
行動と信念を無理矢理分離させられる苦しみって
普遍的なテーマなのだなと思う。

軽いコメディなのかと思いきや
ものすごく社会派で重たいテーマだったのに
笑いながらずんずん引込まれて観た。
すごい。

大谷亮介の長セリフは、先生のお話から政治家の演説に。
「改革」だの議論の摺り替えだの
政治家のまやかしの言い訳を、ものすごくわかりやすく
解説してると思った。
ラストの戸田恵子の唄声はストレートにしみた。

すごいねえ。
観てる間は、ほんとに単純に笑えるのに
観終わったら重たいテーマが残るの。
こういう後味もあるのねえと言う感じ。

自分の公演が終わった直後に
素晴らしくて、逆に凹むものを観てしまった。
でもすごい栄養。
明日は映画を観るつもり。


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