| 2005年03月15日(火) |
阿佐ヶ谷スパイダース「悪魔の唄」を観る!! |
結局風邪の熱に負けたわたし。 洋服で出かける。 きーっ!!悔しい!!
福島からいらしたみつこさんとお会いする。 カフェ・コムサでお茶しつつ、無国籍についてお話。 モンブランにバナナが入ってるなんて反則だわ。 それはともかく、 とても利発そうな人。時々鋭いことをポロっと仰る。 入ってくれるといいなあ。 お待ちしてます!!
そのまま電力ビルに移動し、初・生の阿佐ヶ谷スパイダース。 ものすごい端っこの席だったのだけど 係員の人がやってきて ここでは舞台上みえない部分があるので お席を移動していただいてますって!! 二列前の真ん中エリアの席に。なんてこと!!
最高。 面白かった!! 破綻した夫婦と、謎の夫婦と、旧日本兵のゾンビの出て来る リアル舞台ホラー。 簡単に言い過ぎだけど。
シェークスピアとか、ギリシア悲劇の舞台でよくみる吉田鋼太郎 普通のおっさんをやるのがもう何か新鮮。 かわいらしかったなあ。 大好きな山内圭哉は、後頭部のちょんまげを切っちゃってて 完全スキンヘッドになってた。まさに僧正。 やっぱりいい。素ぎりぎりの芝居が素敵。こういう人になりたい。 長塚圭史に乗り移られた池田鉄洋もよかった。 ほんとに似てんの。ほんとに乗り移ってたんだよきっと。
トップランナーで、長塚圭史が、 小さいころから感じて来たいろんな違和感を扱うみたいな 話をしてたと思う。 わたしにはうまく扱えない、いろんな違和感が描かれていた。 「君が代」を唱うとこなんか ほんとに生理的に嫌な曲なのだと改めて思ってしまった。 あそこがわたしにとって一番のホラーだった。
同い年なのだ長塚圭史。 うう… この芝居を観た後、自分の脚本の直しをするのは ほんとうに辛い。 DMの宛名シールのプリントアウトがうまくいかなくて 少し気が紛れた。
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