えびたま

2004年12月23日(木) 続・トーキョーキョーコー

Piper「スプ−キーハウス」を観る!!
新宿スペース・ゼロにて。

後藤ひろひとも山内圭哉も好きだけど
Piperを観に行くのは初めて。
期待に違わず面白かった。
次々に起こる勘違いから話が転がって行くタイプの本で
そこにPiperのメンバーの得意技が折々ちりばめられるという感じ。

もう山内圭哉大好きだ!!
あの人の、役者としてダメなところがたまらなくいい!!
素と芝居の割合でいうと、絶対素が多いところとか、
みんなで逃げ回るところ、他の役者は怖い対象を見ながら逃げるのに
一人だけ進行方向を見ていたりとか。
面白い。すごく面白い。ああいう人になりたい。

この文を、山内圭哉を知らない人が読むと
すごく芝居の下手な役者と思うかもしれないけど
そんなことはなく、ちゃんと普通に役者さんです。
わたしが勝手にそう解釈して楽しんでいるだけで。

後藤ひろひともずるい。
本も書けるし、存在感もあんなにあって。

竹下宏太郎はやっぱり踊るのだな。
どこか鈍そうなふりするくせにすごく体にキレがあって素敵。

川下大洋は小さく堅実な感じ。
いいおっさんで、落ち着いた声で
この人の得体の知れなさが好き。

いい気分で観終わった。
その勢いで吉祥寺へ移動。

ずっと入りたかった紅茶のお店がやってる喫茶店へ。
空いてた。座れた。うまかった!!
が、昨日から引きずっていた頭痛がどんどん威力を増して来て
早々に家路につく。
バスで降りたすぐのとこに牛角の食堂があるのをみつけ
肉が食いたくなって入るが
ねぎしおカルビ定食を半分食べたところで吐き気がし出し、
ご飯とねぎ塩だけかっこみ、肉は大典に食べてもらう。

そこからは歩いて帰るはずだったのだけど
我慢できずにタクシーを使った。

東京に来ると大抵体調を崩す。
人込みに疲れるのかしら。
キモノを着てたのも原因かも。
慣れたつもりで慣れてないのかもなあ。

関係ないけど、キモノのネコ柄がかわいいと
知らない人に褒められた。
カレル・チャペック・スウィーツにて。


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