「ウエハースの椅子」を読む。いつもの如く面白い。大抵この人の書く主人公は線が細くて、食も細くて、世捨て人の様で読んでいると何だかアンニュイな気分になってきてピチカートファイブとかききたくなるようなとてもわたしには似合わない生活が描かれてるわと思うのだけど何かこう、幸せのツボというかせつねえツボみたいのをぐいぐい押されてしまうので毎回どっぷりつかって読んでしまうのことよ。