| 2004年06月16日(水) |
其水って黙阿弥のことね |
へらへらと何度か観ていたある歌舞伎の演目 今日初めて全貌がわかった。
滅茶苦茶な因縁話。 盗賊に襲われたお店の息子が、実はその盗賊の親玉の息子で 盗賊一味の一人が、実はそのお店の息子なんだって。 赤んぼのころ、神社での喧嘩に巻き込まれて 取り違えたんだって!! あまりの設定に読みながら気絶しそうだった。 そんな都合のいい話あるか!?
でもある意味ワンパターン。 前に「十六夜清心」観た時、 上演されない他のシーンのエピソードを知り やっぱり滅茶苦茶な因縁話で 「黙阿弥だな!?」と断言。 正解だった。
こんな話書けちゃうのはやっぱりすげえや。 現在、上の2つの話の問題の場面、 ほとんど上演されないんですが ものすごく観てみたい。 歌舞伎ってほんとに奥が深くて浅くて狭くて広い。
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