JIGOKUNOMISOGURA

2008年02月07日(木) まじめにWJ

ちょっと人間に戻りまして。

ブルックさんのエピソードはとてもとても好きかも知れない。
仲間になる人間恒例の過去編で、いずれも好きですが、一番好きなのはナミだったりします。ベルメールさん。だから9巻はとても好き。
そんで次がサンジです。
ブルックさんは3番手の勢いです。ラブーンとのエピソードはちょっと雨月物語っぽいなあと思う私。元々がとても濃い友情を書く漫画ですが、でもあんな狭い場所で(どんなに大きな船でもね)生活をしていたらああいう形の信頼関係が知らずに培われるのかも知れない。いつ死んでもおかしくない場所なのだから。人間は一回しか死ねないのだから、死んだらごめんなさいですよ。けどあえて「死んでごめんじゃないでしょうに」と言わせた無念。
少なくともブルックさんは死んでも辿り着ける形を骸骨になっても手に入れたのだから。やっぱちょっと雨月物語。
ブルックさんはルフィにラブーンの消息を聞くまでやっぱり死人だったのだと思います。妄執で生きていたんだよなあ。あのとき初めて生き返った。だから涙が出たんだよなあ。

漫画のテクニックとして今週は良くできていたと思います。ブルックさんが仲間の頭蓋骨を集めるところとか。あれはブルックさんがあの姿だからいいんだよなあ。
ワンピースは詰め込みすぎていて、ときどき余韻が少なくて勿体ないんですが、今回は良かったなあ。
ああいうかたちで孤独が書ける漫画家になったのか。


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yanagisawa