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コミックの最終ページ。 “次巻4月○○日発売” という文字を見て焦った。
もう三ヶ月しかないんだということに気づいた。 たった90日しかないんだと。
ふつうに生活をして、いつの間にかその本は発売されて、 それと同じ感覚ですぐに入学式がやってくるんだろう。 「明後日の特番見よう」「来週の歌番録ろう」 それの延長線上に新しい生活が待っているんだろう。
こうして悩んでいる間に、 現実逃避している間にも、 “その時”は近づいてきてしまうのに。
今、周りから「頑張って」と言われるのが、一番辛い。 「楽しみだね」と言われても、何も楽しみじゃない。
何のために行くんだろう? 何を目指していたんだろう?
こんなんじゃお金を出してくれる親に申し訳ない。 だけど、今さら引き下がるわけにもいかない。 どうせ親には本音を言えない。
どうせ、分かってくれない。
なんて、まるで子供。
『やらずに後悔するくらいならやって失敗した方がいい』 よくそんなことを耳にするけど。 失敗できない状況なら、どうすればいいんだろう。
挫けたとき、支えになる人が側にいればいい。 でもいなかったら、あたしは終わりだ。
嫌いだ。嫌いだ。 いつまでも弱々しい自分が、大嫌いだ。
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