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えっと…
彼氏と別れました。
「早!」それしか出ないと思います。ええ。 自分でも早いと思います。すみません。
理由は、あたしが一方的に冷めてしまったから。 なぜ冷めたかと言えば、精神的な繋がりがなかったから。 正直、 始めから彼氏が精神的な支えになるとは思ってなかった。 ただ一緒にいて楽しいから付き合い始めた。 言わば「上辺」だけで付き合おうとした自分がいた。 それで満たされると思ってたあたしは、すごく浅はかだった。
だけどやっぱり、それじゃ駄目だった。 辛いときに頼りにならないと意味がない。 それをはっきりと認識したのが、こないだ死にそうだった日。 本当に追い込まれたとき頼りたいのは、彼ではなかった。 あたしの支えになっている人は、他にいると思い知らされた。
―と、一通りのことは話したうえで別れました。 こんなんじゃ一緒にいてもしかたない、 今思いとどまってもきっと長続きしない。だから。 彼も分かってくれたと思う。…そう思いたい。
別れ際にはお互い冗談を言って、 笑ってさよならできた。
でもあたしは彼を傷つけた。絶対傷つけた。 それでも、付き合ってた期間が短いから、 きっとすぐ忘れてくれると思ってる。 というのはあたしの逃げなのかもしれない…。
傷つけた張本人に、かすり傷一つ見当たらない。 別れて、虚しさはあったけど、悲しみなんてなかった。 涙のひとつも出なかった。
最低。
ただ、彼に言えなかったことが一つある。 『支えになっている人が他にいること』 これだけは最後まで言うことができなかった。
なぜなら、
それが彼の友達だから。
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