合掌…　@2005年03月02日(水)

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飯島夏樹さんがお亡くなりになられました…。
あたしがへこみまくっていた日にお亡くなりになったそうです。

先月のテレビ番組で飯島さんの存在を知ってから、
飯島さんの毎日が少しでも健やかであるようにと祈ってきました。
あの番組の中での彼らしか知らないし、
こんなにも短い間だったけれど、
飯島さんが病床から送り続けてくれたメッセージを
リアルタイムで読めたことに心から感謝したいと思います。


元気になったらまた書きます、と言い残して、
飯島さんは逝ってしまいました。
２月１９日の更新を最後に、あのコラムは止まったままです。
またあの場に戻ってくる自分を、
元気になって戻ってくる自分を、
最後の最後まで信じたまま息を引き取られたんだろうなと思うと、
その強靭なる精神に頭の下がる思いです。
そこには諦めなんか存在していなかったと思います。
あんなにも強くて美しい精神には、なかなか巡り合えません。
立派な人だと思います。

彼が遺した四人の子供たちは、
父親の強い生き方を誇りとして抱き、
遺伝子に刻み込みながら、
彼らなりの生き方を必ず見つけて歩んでいくことでしょう。
だから飯島さん、そこは全然安心していていいと思います。

もしあたしが、この先の人生で、
飯島さんが遺されたお子さんたちに出会うことがあったら、
あなたの生き方に、こんなにも深い感銘を受けた自分のことを
話したい気持ちです。

飯島さん、今ごろは、病気の苦しみから解放されて
天国から下の様子をご覧になっている頃でしょうか？

「悪いね、ぼくだけ先にいいところへきちゃって」

と、あの人懐っこい笑顔を浮かべていらっしゃるでしょうか？

どうぞ、今までの苦しみの分だけ、思いっきりラクになさってください。
あとは、生きているあたしたちががんばります。必ず。


飯島さんの存在を知らせてくれた偶然に感謝。
今までがんばって生き抜いてくれた飯島さんに感謝。
色んな想いをこめて、静かに手を合わせたいと思います。


飯島夏樹さん、どうぞ安らかに…。

そして、ありがとう…。


遺されたご家族の皆さんが大きな力で守られますように…。


**********


死んでしまったら、もうへこむことすら出来ないんだろうな…。
そう思うと、へこみさえも、
生きているからこそ味わえる貴重な体験のような気がしてきます。
あたしはラッキーだ。
このへこみを、今後に生かすことが出来る。
へこんだまんまでこの先ずっと過ごさずにいられる。
まだまだ生きていられる。
超ラッキーだ。

もう自分の物の見方はここだ！って決めてかかっていると、
見えるものも見えなくなって、魅力も半減してしまいますね。
物を見据える色んな角度を持っていたいと思いました。

生き抜くってどういうことなのか。
今のあたしには「これだ！」っていう明確な答えはないんですが、
とにかく、『死』に連れて行かれる最後の一瞬まで、
心を働かせていることなんじゃないかと考えたりしています。

心を働かすこと、物事を感知し続けること。

さまざまな物事を感知し、こうべを垂れて享受し続けることが出来れば、
人はその中で、自然と強さを身につけていくものだと思います。

飯島さんはまさにそんな風に生きていた人だと。
そして、亡くなってしまわれた今も、
人の心の中に生き続けることの出来る人だと思います。
それは彼が、きちんと心を働かせて生きていたからだと。

そんな風に想ったりするわけであります。

もっと色んなことを、生きている飯島さんから学びたかったけれど、
亡くなってしまった今もきっと、
大切なスピリッツを地上に向かって送り続けてくれるにちがいない。
絶対にそうだ。
それを受け取れるように、いつも心を働かせていたい。


**********


最近なまけていたべんきょにとりかかろうと思います。

生きていける時間は僅かだ。
十年後、二十年後、とかの大雑把な目標じゃなくて
「いい死に方をしたい」って想いながら生きていこう。
なかなか目標が定まらないあたしでも、
これなら想い続けることができるだろう。

うー、それにしても。

あせる〜。




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