| 掃除,日記,映画『秘密のかけら』,NANIOさん |
新年早々広がる心の染み。 彼への疑惑とか不信感とか、そこまでは至らない小さな不安。 じゃあ例えば彼に他に女がいたとする。 それを私に感じさせなければいいのか、そんなこと絶対いやなのか。 彼を独占したいのか、独占していることを絶えず確かめたいのか。 これは私の弱さだ。気にしたくないけど気になる。幸せに耐えられない貧乏性。
ええい、やめやめ。彼は何か変な事したか?言ったか? 宛先違いメールを私に送った。それだけのことだ。 綻びを必死に探すより、そこらじゅうを愛で満たして、そんなもの埋めてしまえ。
大掃除の続き。年賀状より先に、昨年の日記を片付けようと思うが全然進まず。 ダラダラの正月。今年もきっとダラダラだ。
毎月1日は映画の日だが、元旦は休館のところも多い。 『@ぴあ』の上映スケジュールをチェック。 『恵比寿ガーデンシネマ』は休館と表示はなかったが、混雑状況を確認しようと電話をしたら、やってない。 『シャンテ シネ』も念のため電話をする。19:20の最終回上映もあるとのこと。 「映画の日割引やってますよね?」 「え、…少々お待ち下さい」 待つ。 「スミマセン、わからないので、調べて掛け直します。電話番号教えて頂けますか」 「へ?料金がわからないの?」 何のために電話受けてんだ?正月のみの臨時アルバイトなのか?それにしても…。 5分程して他の人から「割引料金でご覧になれます」と電話。
そして映画『秘密のかけら』を見る。よく出来たサスペンスだった。 しかし、50年代と70年代が入り乱れ、バスタブで殺された女性と事件の真相を追う女性が似てるものだから、始めは混乱した。 それを狙っているのかもしれないが。
深夜3時少し前、NANIOさんから電話。酔っている。 「あけおめー!ことよろー!なんでこんな時間に電話に出るんだよー」 「あらそう?寝るのはまだまだ先よ」
一人でカラオケボックスで歌っていたらしい。 「彼女とちょっと喧嘩してさ。女の子って、怒ると怖いよね」 「そうね。私は思ってもないこと言ったりしないから、負ける気しないわ」 などという話。
電話を切った後も5時近くまでメール。 私の彼の「幸せにする」という言葉の意味について
> 深いこと思わないで、軽く流しましょう(笑)感謝だけしてd(^-^) > その気持ちだけもらいましょう。 > 幸せ、なんて抽象的すぎるし、なにをもって幸せかなんて決められない。 > そう言う男の気持ちだけ大事にもらっときゃいいのさ(^-^)
> プロポーズかもね(^_^;) > でも今時、プロポーズにしては芸がなさすぎるからー
とNANIOさん。
「ありがたく噛みしめますわ」
>かみしめなさい。失敗しちゃダメよ(笑) >泣いちゃうからさ♪
はい。
彼の様子は全く、何も変っていない。 私の見たものが彼の「秘密のかけら」だとしても、いいじゃないか。 秘密は必死で隠しているから面白いのであって、どんな秘密も暴かれてみれば「ふーん」となる。 どんな衝撃の真実だって、歴史や物語ではよくあること。
秘密は人生の彩り、それも大切に楽しめばいい。 闇があるから「幸せ」が輝くってことよ。
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2006年01月01日(日)
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