| 『STONE PLAZA』,『芦野温泉』,『松屋浅草店』,浅草サンバカーニバル,次へ |
朝風呂に入って、朝食。 『芦野温泉』は長く滞在する湯治客も多く、そういう人たちのための別メニューもあるらしい。 ホテルの建物は和風モダンな感じだが、ターゲットは年配客で、若いカップルとか女性向きではない雰囲気。
牧野さんが『那須芦野・石の美術館 STONE PLAZA』に車で連れて行ってくれる。 牧野さんのお母様も一緒。ご挨拶する。80歳を超えているがお元気。
今回の旅行の目的である展覧会とは、牧野さんの亡くなったお父様牧野正吉の回顧展だった。 水彩で、ゆかりの地である芦野や、尾瀬、日光、軽井沢、ヨーロッパなどの風景を描いている。 29日までの会期で大勢の人が来ていた。
牧野さんが「気に入った絵の前で写真を撮りましょう」と言って下さる。 母は芦野の風景画を購入。
美術館は隈研吾設計。昔からある石蔵を活かして、石と光のギャラリー、石と水のギャラリー、石の茶室など芦野石を使った建物を作っている。 そこに置かれた石の彫刻作品も素敵だった。
『芦野温泉』までの戻り道を聞いていたら、牧野さんの親戚が車で送って下さると言う。 芦野と牧野正吉を解説、母が購入した絵の芦野の風景を描いた場所も案内してくれる。感激。
最後の一風呂。お肌がきれいになったような気がする。 朝ご飯をしっかり食べたのでお腹は空いていないが、広間で風呂上りのビール、枝豆、栃木名物らしい餃子。
13時近くになってテレビのある部屋に移動。 正座をして乗り出すような格好で、先週録画を失敗して見逃した『新選組!』の再放送を見る。 この回では新選組の重要な人物山南が切腹する。これを見届けなくてどうする。
子供がそばにいて走り回っているが、私の正座とあまりに真剣な様子に不思議そうな顔をしていた。そばにいた母親もびびったみたいで「静かにしなさい」と注意。
ハンカチをバッグから取り出すために、画面から目を一瞬逸らすことさえ出来ず、顔も手も鼻水と涙でぐちょぐちょになる。 なんでこんなところでテレビにかじりついて涙ボロボロになっているの?とますます不思議そうな子供たち。
終わって余韻に浸る暇もなく宿の前のバス停へ。 那須塩原駅への車中、山南と恋人明里との別れのシーンを思い出してまた涙。
母と上野駅で別れて、私は『松屋浅草店』の九州沖縄物産展へ。 7月31日に伊勢丹の沖縄物産展で見たおとひめサンダルが出店しているとのこと。 伊勢丹より品揃えが少ないが、オーダーメイドで木の素材と色と鼻緒を選んで購入。 届くのが1ヵ月後だから履くのは来年になるだろう。楽しみ。
『味家古家』の沖縄そば。母と上野駅構内のラーメンを食べなくて良かった。
『松屋』の1階はすごい人、太鼓の音が聞こえる。エレベーターガールに聞いたら「サンバカーニバルです」。表に出るとさらにすごい人、すごい音。 松屋の入り口は駅の入口でもあり、階段があって道路より高くなっていて、目の前を通るパレードがよく見える。
最後まで見てしまう。 浅草サンバカーニバルは元内縁夫と見たことがある。楽しかったなあ。 一人でも面白いけど、やはり祭りは誰かと一緒じゃないと寂しい。
こういう時に『Jside.com』は使えるのかな、と思うがそんなことやってる場合じゃない、パレードを見なくちゃ。
終わってバスで帰ろうと思ったら、交通規制されていた影響か、バスがなかなか来ない。 バス停がレコード店の前にあり、サンバな気分も吹き飛ぶ、いかにも浅草な大音量のド演歌を延々聞かされながら待つ。
帰って『ご近所さんを探せ!』以外の、『Jside.com』やら外国人目当ての『Japan.com』やら『JAPAN PEN FRIEND』など全て退会。 『ご近所さん』は沖縄のサークルに参加しているため残す。
このところやる気がないのは、仕事で疲れたからかと思ったが、なんだかよくわからなかった彼との関係を私の中で終わりにしたからか?とも思う。 別れたというのでもなく、失恋したわけでもなく、サイトにアクセスしなくなったりメールを出さなくなるように終わる。つまんねー。 彼は面白い人だけど、私と二人ではつまんないことを何ヶ月もやってた。 関係は続いていても、恋はとっくに終わっていたのだ。
さて、次。出会い系サイトより、1日100以上のアクセスがあるこの日記を利用しない手はない。『MARIBAR』を私専用の出会い系サイトにすればいいのでは?と思う。方法を考える。
そこの素敵な貴方、待ってないで挙手!
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2004年08月28日(土)
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