| 『駒沢美粧』,映画『マッハ!!!!!!!!』 |
「あまりの暑さに気が狂ったのかと思うようなスタイルにしてもいいですよ」と『駒沢美粧』の斉藤さんに言ったら、頭前半分白、後ろ半分黒になる。 横から見ても、左から見るのと右から見るのでスタイルが違う。面白い。 (ヘアカタログに写真UPしてます)
斉藤さんとナンパ作戦の話。 「僕なら無視しますね。自分に話しかけてるんじゃないだろう、と思うから」と言われる。 「『あ、眩暈が…』ってしなだれかかって倒れるのはどうですかね?」 「『救急車呼んできますからここで待っててください』って言って、名前も告げず行っちゃうでしょうね。救急車が来ちゃたらどうするんですか」 「そっかー」 で、究極の言葉を思いつく。斉藤さんも「それはいいですね」。 今どこで何をしているのかわからない運命の人、行くわよ。
ヘアスタイルが出来上がって、斉藤さんに「これでナンパ作戦もバッチリ?」と聞いたら頷かれる。
私は基本的に映画は一人で見るが、『マッハ!!!!!!!!』は誰かと一緒に見たいと思った。 美容院帰りで、このゴキゲンなスタイルを人に見せたい、というのもあった。 しかし結局一人で見る事になる。
やっぱり誰かと一緒が良かった。あまりに素晴らしくて、話したくてうずうずする。 トニー・ジャー、惚れたぜ。 『少林サッカー』みたいな可笑しい映画なのかと思ったら、大真面目だった。 クソ真面目過ぎて笑ってしまう。
私はCGやワイヤーアクション映画は全く面白いと思わない。 アニメも含めて走って滑って転んでぶつかってすり抜けて、ドタバタ大騒ぎ!みたいな映画は嫌いだ。 が、『マッハ!!!!!!!!』は生身の人間トニー・ジャーのとても人間業とは思えない技と、タイ映画の底力を焼き付けられたよう。 トゥクトゥクチェイスって!
タイ語のふにゃーっとした響きと、目に飛び込んでくる動きのギャップも面白かった。
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2004年07月24日(土)
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