| 『近代の奈落』,日本大学藝術学部,シャマイム |
お昼頃目が覚めて、布団の中で宮崎学著『近代の奈落』読了。随分遅くなってしまった。 豊洲図書館に12月18日までに返さなくてはいけなかったのだが。宮崎さんに怒られそう。
私にとって『近代の奈落』のテーマである被差別部落問題は身近な問題ではなかった。 しかし小学校でも同和教育はあったし、狭山事件の本なども読んでいたので、興味のあるテーマだった。
まだ在日外国人が指紋押捺を強制されていた頃、 その時が来て初めて「自分は日本人じゃなかったんだ」と知る人たちがいると知った。 でも被差別部落の場合はどうなんだろう、と思った。 国から認定のお知らせが来るわけじゃなし 「本人は知らないけど実はそうだった、ってことはあるよね」 と神戸出身の友人に話したら 「いや、やっぱり全然違うからわかるよ」 と彼女は言った。何がどう違うのか説明してくれたが、私にはわからなかった。 差別のきつい関西と、部落差別を実感しない東京という違いもあるのだろうかと思った。
「もしかしたら自分は被差別部落民かもしれない、って思わない?わからないよねえ?」 と大学時代の恋人に聞いたら思い切りひかれたのを思い出した。 『近代の奈落』を読んで、やはりそういうことはあるのだとわかった。
昨年いっぱいで閉店した檸檬屋谷中本店でアルバイトをしていたMちゃんの卒業制作展を見に日大藝術学部。 檸檬屋新宿の従業員でもあるアーティストのささきもと子さんと、常連のYさんと、 元檸檬屋従業員で昨年日芸を卒業したAちゃんと一緒に。 面白いものいろいろ。結構レベルが高いのか、たまたま私の好きなタイプの作品が多かったのか、素人の私にはわからないが。 Mちゃんが作品を解説してくれる。その表情が晴れやか。 西澤緑さんの個展の手伝いをしてくれたRちゃんにも久し振りに会う。 皆頑張ったのねと嬉しくなる。
もと子さんと、Yさん、Aちゃんと4人でイスラエル料理『シャマイム』。 私は何回か来たことがあるが皆は初めて。 2,000円でお代わり自由のお薦め料理セットを頼む。 誰もお代わりしないのでちょっと心配になる。 私はイスラエル料理はあっさりしていて好きなのだが。
Aちゃんのお母様は福岡県直方(のおがた)市で唯一の女性市議で、 次の市長選に立候補するらしい。 「問題はいろいろあるんだけど、目立った争点がないから難しいんですよね」とのことなので 「お母さんが負けたら市議会はまた男だけになっちゃうんでしょう?それは良くない。 じゃあAちゃんが市議に立候補しなさい。お母さんが市長、Aちゃんは市議。 これで話題になるでしょ」 と無責任な提案。直方市に縁のある読者の方がいたら是非ご注目を。
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2003年01月18日(土)
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