さかい,アルバム作り,「バブルエイジ」読了 |
近所のふぐ、旬菜の店「さかい」。ずっと気になっていたので入ってみる。 カウンターのみの小さな店。日替わりの和食メニュー2,000円。美味しい。 お酒の種類が少ない。 途中で席を移動してくれと言われたが、隣の人が喫煙者なので 「タバコが苦手なんです」と断る。後から来た人が喫煙者でなくて良かった。
ビックカメラで、写真をアルバムに貼る三角コーナーを買って、 10月20日パーティーの芳名帳をアルバムにする。 もうちょっと厚い紙のスケッチブックにすればよかった。
小林キユウ「バブルエイジ」読了。面白かった。
「経済学部で四年間学びながら、一度も教授たちの口から『バブル経済』という言葉を聞かなかった。日本中が正気を失い、我先にマネーゲームに狂乱していたというのに―。所詮、大学もその程度なのかもしれない。」
そうだったっけ?「こんなの長く続くわけない」とは言われていたような気がするが。 でも入社して、当時3,000円だった会社の株が「4,000円になるかもしれない」 なんていうのを疑いもせず持ち株会に参加していたんだから、浮かれてたのは確か。 会社を辞めるときの株価は400円。とほほ。
私の入社と同じ1990年、慶応義塾大学法学部の学生の53.5%が 金融保険業に就職したというのは知らなかった。
「二人に一人。世の中にはさまざまな仕事がある中で、この数字をどう受け止めればいいのだろう。」
そう言えば当時の恋人は、彼の友人が日本生命に決まって 「ニッセイはすごいんだよ。たとえ今会社の売上げがなくなっても(だっけな?) 全社員の(だっけな?)給料を払い続けられるんだ」 ってそれは会社の資産を切り売りし続ければ、ってことなんだろうけど。 今聞くと笑える。
「バブルエイジ」を読んで、小林紀晴と小林キユウとプロフィールを変えているわけが なんとなくわかった。 はっきりとした意志と自覚のないまま銀行に就職してしまった失敗を繰り返さないために よく考えて周到に準備してフリーになったんだろうなあ。
私は好き放題にやってしまった。「嫌なことがあったらすぐ辞めよう」と思っていたのに 10年遊んでしまってこの様よ。さて、どうしたもんかね。
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2001年11月25日(日)
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