それがいつ読まれるかは別にしても、 読んでいない本が手元に2冊はないと心許ない。 今はしばらく放置されていた坂口安吾の「白痴」を 読んでいるけれど、それがストック最後なので 久しぶりに本屋さんへ行った。 本屋は大好きだ。2時間はざらにいられる。
この時期は夏の文庫特集が組まれているので (内容は毎年そんなに変わらずとも) その中から選ぶ事にした。 本当は角川の文庫を手にしていたのだけれど 新潮は2冊買うと必ずパンダストラップが貰えるらしく ストラップはつけないにも関わらず、新潮から2冊。
春樹作品でずっとエッセイだと思っていたが 実はそうじゃなかった「神の子どもたちはみな踊る」と 裏表紙に「私はあのひとのいない場所にはなじむわけにいかないの」 と言う言葉に惹かれて江国の「神様のボート」の2冊。 江国は「冷静と情熱の間」が全く合わず、三分の一で止めたと 言う過去があったので、迷ったけれど久しぶりに購入。
「白痴」があと半分位残っているから、2冊に手を出せるのは いつ頃になるか理解らないけれど、新しい本があるのは とても気分が良い。 そこに在るだけで、わくわくしませんか? 本って素晴らしい。
久しぶりにあの人と春樹作品の話がしたいな。
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