おぼしきこと言はぬは腹ふくるるわざ
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2007年08月20日(月) 『金枝篇』読了

東南アジア旅行中に完読。てか旅行中で無かったら絶対と中で挫折していた。
「王殺しとは王を殺すことにより王の神聖な力を再生することであり、王は魂を他のものにいれかえていることがあるので殺す側もそういうもので殺さなければならない」
たったこれだけのことを各地の具体例を書籍の海から発掘してこれでもかこれでもかとひたすら例示していく。ただ過ぎたるは何とやらでここまで例が多いとかえって何をいいたいのか逆にわからなくなってくる。
 友人(現大学助教授)が高校時代読んでたけどよく読めたなあ。
 ともかくも例を削った簡約版を薦める。


べっきぃ