吉村昭はやはり良いのう。この硬質体で事実を淡々と連ねていく文体に慣れたら司馬遼太郎なんぞはもはやお子様ランチですよ。 幕末、ペリーの来航と同時に日本におとづれたロシア大使プチャーチンとのやり取りを中心に川路の人間像を克明に描いていく良作也。