おぼしきこと言はぬは腹ふくるるわざ
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| 2005年11月28日(月) |
佐々木譲『冒険者カストロ』読了 |
「はやぶさ」が「イトカワ」に無事着陸したようでめでたいめでたい。今後もこういう低予算・ハイメリットの実験を繰り返し工業立国日本の誇りを世界に示してもらいたいものである。 で、本題。 佐々木譲は『ベルリン発飛行指令』『エトロフ発緊急電』『五稜郭残党伝』と好きな作家だけに、作者名とタイトルだけでゲット。 今回は小説ではなくカストロの人生を描いたノンフィクション。その人生がそのまま冒険小説の主人公になるゲバラではなく、後半生は現在に至るまで政治家に徹しているカストロの前半生を描いたところがミソ。 話はカストロの生い立ちから革命家となる学生時代、チェ・ゲバラとの出会い。そして伝説的なヨット一隻でのキューバへの再潜入とゲリラ戦。そして国家樹立とともにゲバラとの別れ、キューバ危機で物語りは閉じられる。 あくまでも反体制革命家であったカストロがどこから共産主義者に傾倒していったのか、果たしてそれは政治的に生き残るための方便だったのかその点が不明なのが残念だが、「戦士」としてのカストロ像は遺憾なく表されている。まあ秋の夜長を楽しませてくれた一冊、て仕事あるじゃん!
そういえばこの調子だと来月半ばには50000HITいきそう。豪華商品もあるので是非申告を。
べっきぃ
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