おぼしきこと言はぬは腹ふくるるわざ
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| 2005年01月21日(金) |
べっきぃ、シノブにはまるの巻 |
わはは。 こないだの帰省前に買った「ニニンがシノブ伝」1〜3巻をここんところずっと読み返している。 いやいや「あずまんが大王」連載中に電撃大王を立ち読みする時にも読んでいたのだがまとめて読むとこんなに笑えるとは思わなかった。あずまんががダウナー系のギャグマンガなのに対してアッパー系のギャグマンガ。喪服の格好で新幹線の中ゲラゲラ笑い転げてしまった。 毎回8pにギャグがぎっしりてんこ盛り。とにかく台詞回しがいちいち「きゃっほう、虹をすべって天界を降りてくるいたずら天使みたいに可愛く登場」とか「他のヤツのことならかまわぬが俺のことを悪く言うのは許さんぞー」とか「あー!かわいい女の子がアニキの部屋でエッチな本を見つけて顔真っ赤にしながらあたふたしてるー!」とか莫迦っぽさにつきる。この濃度は長井健の「神聖モテモテ王国」を超えて「マカロニホウレン荘」に匹敵するといえよう。(もっともこちらは月8p、マカロニは週20p。だから「神の仕事」とよばれているのだが) さらに主人公のシノブがドジっ娘天然ボケくの一でぷに萌え系ときているもんだから更にポイントゲット(難を言えばやや巨乳すぎか)この点では「モテモテ」に勝っている。 実はこの作者の同人誌時代の作品も二冊ほど持っているんだが怪しげな台詞回しやボケ役の奇妙奇天烈な生物といった特徴はそのままに、画風やコマ回し等がいい風に洗練されていて修行の跡が窺える。 夏にやってた深夜アニメも見て無かったのでこれからレンタルしてみる予定。音速丸(ボケ役の改生物。上の台詞はすべてこれの発言)の声が若本規夫ということなのでバイストンウエルの物語を覚えている心豊かなものとしてはどうなることか楽しみである。
べっきぃ
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