日々是無常。(直リンク禁止)
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2006年06月13日(火) サッカー観戦後逆転負けの悔しさに不貞寝。酒に逃げなかっただけ誉めて下され。

4年前のW杯の方がみんないい動きしてた気がするなあ。森島さんとか名波とかの時代の日本代表が最愛だから贔屓目になっちまうのは仕方ないけども。次点ドーハ組の都並とか井原の時代。神奈川在住(つうか東京からはるばる通ってるのオレだけ)同僚は横浜フリューゲルスがあった頃が一番良かったと嘆いてます。


糖尿病の患者にインシュリン投薬するのも慣れたもんですが、どうしてこうココの患者は糖尿病教育が行き届いてないのやら。普通、糖尿病(1型2型問わず)になった場合、専門の病院に教育入院させられて、半月〜1ヶ月くらいみっちり食事指導とかインシュリン注射の打ち方(これは必要な人のみ。糖尿病患者全員がインシュリンが要るわけじゃないのよ)とか一人で全部出来るように教育されるんですね。
ぶっちゃけ血糖値って上がり過ぎても下がり過ぎても死にますから。だからそういう事態を未然に防ぐために食事や運動やらを徹底的に叩き込まれるのが普通なんですよ。
それが、ウチの薬局に来る(すなわち目の前の医院にかかってる)患者はその教育がほとんどなされてない。きちんとしてる人はちゃんと自己管理してるんだけど、頑張ればインシュリンの注射を毎日しなくても飲み薬でフォロー出来そうな患者が、食事に無頓着(酒飲みまくりのジャンクフード食いまくり)だったり運動を全くしない、つうかしようともしないくせに注射が痛いとか面倒とか薬局に来て文句を言う始末。

単に愚痴を聞いて欲しいだけかも知れんが、いい年こいたおっさんおばはんがこんなんじゃあんたそれ単に見苦しいだけや。


でもね。キツイの承知でズバリ言うけども。
そういうズボラに限って長生きするからクソ真面目に指導してるとバカを見ます。

根拠?あるよ。
私薬剤師になって7年目ですが、こういう怠惰な患者で実際に死んだの1人しか見てないですから。その一方で死んで欲しくない、いい人の死を数え切れないくらい経験してます(号泣)。

てなわけで今回の与太話はその患者のお話。
昔、前の職場で厄介な患者がいた(過去形)んですがね。
その患者、生活が荒みまくりで金遣いは荒いわアル中だわおまけに糖尿病でインシュリン何本も打ってるわ睡眠薬大量に毎回もってくわ、挙げ句に生活保護受けてるわと、まぁなっちゃいけない大人の見本みたいなオッサンでして。たしか昭和一桁生まれ(どうでもいい)。
そのオッサンが来ると必ず酒臭くて、酔っ払った状態で『他の薬なんかいらねえよどうせ飲まねえんだから!いいからハルシオンよこせハルシオン!!』と薬局中に響く大音量で怒鳴りまくるのが恒例行事でした。んでいつも14日分薬持ってくんで、前もっていつもの薬は先に前日に調剤して準備して、当日処方箋と引き換えにとっとと引き払ってもらってました。まあたまにイレギュラーに違う薬が出るなんてこともよくありましたが。

そんなある日。当時管理薬剤師やってたわしの所に警察がいきなり数名やって来まして(ちなみに薬局に入ってきた)。何かと思って話を聞くと、件の患者が死んでるのが発見された、とのこと。んで、捜査の参考資料にするんで、薬局の薬暦つまり調剤した薬のカルテを見せてくれ、つー事だった。
事情が飲み込めない人が殆どだと思うんでちいと説明すっと、生活保護受ける人って、金の貯えが無い、養ってくれる家族もいない(もしくは家族にも養う財力が無い)、下手すれば住む所も満足に無いのが普通なんで、たいがい金の無いもの同士で寄り合って暮らすか、1人でひっそり暮らすかのどちらかなんですね。するってえと、1人暮らしである日コロリと死んじゃうと、死体が腐敗した頃にようやく発見される…ってなケースが多々あるんですわ。挙げ句、ぶっちゃけ生活保護受ける人って、ヤのつく人が多いです(もちろん全部じゃないけども)。だから普通に処方箋で睡眠薬が出てても悪用されたり、ひどい時には病院と無関係にヤバイ薬持ってたりして、それが死後発見されるケースなーんつーのもあるわけでして…。

あまりにインパクト強すぎて忘れられないんだけども、少なくとも糖尿病でインシュリン打ってて(1型はともかく。今回の問題は2型ね。)生活習慣劣悪で、早死にしたのこの人だけです。もう7年現場にいてこうだよ。ブランクあるがな。


『憎まれっ子世にはばかる。』昔の人の言う事は正しい、のでありました。


とりあえず、自分が患者に(だけじゃなくて客とかな)になった時は気を付けよう、と肝に銘じる緑川でした。


緑川 志信 |MAILHomePage

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