日々是無常。(直リンク禁止)
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2006年02月09日(木) 掲示板の荒らしに辟易してみたりマナーの悪い患者に辟易してみたり。

今年に入ってからエロサイトへリンク貼り付ける荒らしが掲示板に頻繁に来るので職場のパソコンからも記事削除してたりします。いちいちアクセス制限かけるのもめんどいんですが、一つ一つ潰すっきゃないですな。つうかなんでウチみたいな閑散としたサイトの掲示板になんざ来るのか理解に苦しむ。そういやスパムも多いんだよなあ。サーバーに負担かかるからやめてくれ全く。…メールアドレス、バナー画像にして公開した方がいいかもしれん。今度やるか。


今日になってようやく『反応が出ました!』と言ったインフルエンザの患者に会いました。今まで誰に聞いても『見えなかった』だの『私にはわかんなかった』だのといった不明瞭な返事しかなかったのでちょっと驚きです。いやおかしいのは病院の方だとわかってるけども。それにしても、熱があるとかならまだしも、ちょっと鼻水が出るくらいで病院(しかも終わり際)に飛び込んでくる患者の思考回路が解せません。たかがそんくらいで病院行くなよ。待ってる間に他の病気移されて余計ひどくなるのが関の山なのにわからんのかね。私が子供の頃なんざ、町医者がウチの斜向かいにあったけど熱でも出ない限りかからなかったんだが。あれか、今時の親御さんは子育ての知識乏しいから何でもかんでも病院行けばいいとでも短絡的に思ってるのか。
…だとしたら(確定しとらんて)とんだバカチンだ。しかも子供何人も抱えてるオヤがそういう事してるし。もっと学習せい。

あとあれだ。病院終わり際に飛び込んでくる患者が多すぎる。前の薬局でも同じ傾向があったんだけど、具合悪いならもっと早く行っとけよ。受付が12時までっつったら待ち時間逆算して遅くとも30分前に行くのが礼儀だろうに。急に具合が悪くなったとかならわかるが、そういう終わり際に来る患者に限ってたいしたこと無いんだよな。かゆみ止めの塗り薬(しかもステロイドとかじゃなくて市販薬レベル)だけ処方されるとか。そんなんムヒ塗れば充分だろうに。

こういう患者が一人じゃねえから頭にも来るんでして。
お前ら人と同じことして何が楽しい!!(生粋のアウトロー人間の叫び)


ちなみに昨日の日記でちいと触れたやりとりつーのは、何つーか気分は酔っ払いに絡まれた居酒屋の店員でした。薬についての説明(これはして当然なんだけど)の途中で話を遮って『この薬強いの?』とか『飲まなくても別にいいでしょ?』とかいきなり聞いてきたり。
病院かかったら薬出るの当たり前なのに、そんなに飲みたくないなら何故病院行くんか貴様は。
さらにその後『昔こんな症状があってその時に飲んだ薬が欲しい』(←そういう事は処方箋書く医者に言え)とか言い出したり、『もし効かなかったらどうすればいい?』(←だから病院行って下さい)とか、『1日2回の薬を間違えて3回飲んじゃったらどうなるの?』(←指示をよく見てから飲まんか)とかいちいち聞いてきたり。
挙げ句の果てに、ああ、やっと終わったな…と思ったら、『何回も聞くようだけど…。』とふりだしに戻りやがる始末。
一言。アホか。


何か、『この薬強いの?』って聞いてくる患者がやたら多いんだけども、大半の薬には強いも弱いもへったくれもありません。あってせいぜいステロイドなんかのホルモン剤くらいだっての。製薬メーカーの宣伝という名の勉強会で、データ見て眉唾だなと思う事はあったが。例えば抗生物質は物によってどの菌に効くかがまるっきり違うし、血圧の薬は血管を広げて血流の抵抗減らして血圧を下げる薬と、血圧を調整する体内物質の出方を調節する薬じゃ効き方がこれも全く異なる。だから強い弱いじゃなくて、本人の体質に合うか合わないかの問題なのだよ。それをわかってない人が多すぎる。大体闇雲に強い薬ばっか出す医者はあんまいません。ぶっちゃけ何かあった時に責任問題になるのを嫌がる医者なら大勢いますから。あと医者がどの製薬メーカーと顔なじみかって事でその病院で採用する薬が決まるなんてのはよくある事です。
追記。痛み止めとか胃薬(特に胃酸を抑えるの)に、若干の強い弱いがありますが、あくまで一般論です。痛み止めは特に個人差があって、一般に広く使われるロキソニン(頭痛、生理痛の他、関節痛や歯の痛みにも保険適応があるので使い勝手がいい)は、効くという方も多いですが、効かないという話も現場でなんべんも聞いてます。その一方で昔からあるアスピリンがよく効いたという例もあり。ちなみに私はポンタール(メフェナム酸)が生理痛に効くので好き。ただし痛み止めは胃の粘膜の消化液に対する防御力を弱めやすいので、胃粘膜に刺激を与えないように、食後に多めの水で飲むのが大原則です。…昔痛み止めを空腹時に飲んだら吐いたという患者がいたっけ。
あと胃酸分泌抑制タイプの胃薬は、病名によってそもそも使う薬の選択肢が違ってきます。胃の粘膜がただれて炎症を起こす、いわゆる胃炎なら酸の分泌を司るホルモンやその他の指令伝達物質の伝達を止めたり、消化酵素の分泌を抑えるという、ちょっと間接的な作用の薬を使うのが普通ですが、私が患った十二指腸潰瘍みたいに粘膜がえぐれて穴が開くまで症状が進んじゃったモノは、酸そのものを出来なくするという、よりダイレクトな代物を使います。薬によってそれぞれの保険適用出来る病気がまず違うのじゃよ。



文部省に薬の基礎知識を義務教育で教える法案とか作って欲しい気分です。少なくとも2次関数の曲線と直線の回転体とかよりは実用的だと思うんだけど。


緑川 志信 |MAILHomePage

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