日々是無常。(直リンク禁止)
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2005年11月06日(日) 未遂に終わりましたがリスカとかしてしまう人の気持ちはわからんでもない

実行しなかった以上、『わかる』と明言できた義理ではないのでそうは申しませんが、『わからなくもない』とは言えると思う。
「自分を傷付けて、何の得になるんだ!?悩んでいる時間が勿体無いじゃねえか!!」とある人から言われましたが、論点がそもそも違うよな。あのね、そこまで悩んでる人って、そもそも損得の勘定できるほど精神に余裕が無いです。ほら、寝不足とかで頭真っ白な状態で思考回路働かないって時に難しい事考えられなくなるでしょ。考える事すら面倒になってどうにでもなれって気分になるでしょ。あれに似てる(同じではない)。鬱の時の脳内状態ってまだ医学的に解明されてないけど、脳内の神経伝達物質が正常に出てきてくれてない状態ってトコまでは解明されてる。つまり、気の持ちようで何とかなるような悠長な話じゃないんです。

ある精神科医の分析で、自傷行為(リストカットとかな。)するのは、自殺願望だけでなく、『流れる血を見る事で自分が今生きている事をようやく確認できる状態(血の流れる出る手首を見て初めて我に返ったり)』でもあるつーのを昔見た記憶があるんですが、それも何となくだけど、わかる気がする。
今ようやく正社員並みに働けるようになって(今月中に転職して本当に正社員になる)、自分の感情も冷静に分析できるようになって、その辺の気持ちを思い起こせるようになってきた。


まず、鬱やその他の精神疾患の患者相手に、『頑張れ』とか『理解できない』と言うのはあまりにも浅はかだという事を力説しておきます。頑張りたくても頑張れないから苦しいんですよ。理解してもらいたいのにされないと疎外感を味わうから孤独に悩んで抱え込んじゃうんですよ。『理解できない』と1回言われたら、少なくとももうその人相手には相談はしようと思わない。他に相談出来る相手がいるならまだしも、いなかった場合にコレを言われた患者はあまりにも無残だ。幸い私には何人かの理解者がいてくれたおかげで、その苦しい峠を越えられたのだが。

ことに、鬱の患者は人に相談するのは下手だったり苦手だったりする事が多い。ストレスを一人で抱え込んでしまい、自分で処理できるうちはいいけど、許容量を超えた時にすぐさま対応が出来ないから、気付いた時には厄介な状態になっている事が多いのが現状だと思う。すぐ誰かに相談したり愚痴ったり、ストレスを小出しにできればいいけど、自分の中で抱え込んで、しかも処理せずにそのままにしておいたりすると、極端な話、自殺に走る危険性だってある。
鬱を発症するのは家族や友人の死、離婚、人間関係、経済問題、過労などが原因のことが多い。時には結婚や出産といった、めでたそうな事でも鬱の引き金になる。これらをきっかけに、ストレスをうまく処理できなかった時に、音も立てずに襲い掛かってくる病気なのだ。


うつ病について、勉強できるサイトです。是非一度読まれる事をおすすめ。

ココを読んでいる人が鬱に苦しんでいるかどうかは皆目わからないけど、もう少し、世の中がこの問題について詳しくなる必要があると私は力説する。欝は不治の病ではないけど、自殺を引き起こす恐ろしい病気なのだから。
今や自殺で死ぬ人は、年間3万人だぞ!?1日82人が自殺で死んでるって計算だ。


緑川 志信 |MAILHomePage

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