日々是無常。(直リンク禁止)
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| 2003年11月19日(水) |
それがウサギを『一羽』と数える訳。 |
トリビアでピーターラビットのパパが肉のパイにされて食われた事を初めて知ったというメールが友人から届きました。
私はピーターラビットLOVE歴がやたら長いので『周知の事実』と認識しておりましたが(だって第1話の冒頭に出てくるんだぜ?)これまた世間とずれてた模様。
つーかね。アレなのですわ。 そこで世間が思うのが『怖い』とか『グロい』だけだとファンとしては悲しいのだよ(泣)。 そもそも英語圏の文化って独特のシニカルな空気があって、そのユーモアを最初から解かってないとウィット含んだ喜劇も薄っぺらな悲劇とかに変わってしまって、全く別物に解釈されちまうのがファンのはしくれとしちゃ悔しいんだよう。 ちなみに原作者のビアトリクス・ポターは、ファンの子供の手紙にも媚びる気配は一切無く、現実をありのままに伝える人で、『良心の呵責を感じましたが』と前置きした上で、飼っていたウサギをパイにして食べたと言う事もファンレターの返事に書いていたそうで。(蛇足ですが、初版の『ピーターラビットのおはなし』には、この肉のパイの挿絵もあったけど後に削除された、というエピソードも存在します。あと、イギリスではウサギの肉の他、牛や羊の腎臓をパイの具にした「キドニー・パイ」も有名で、わたしゃココで腎臓を英語で何つーか知ったのさね。)
私はあの美麗な水彩画の挿絵のリアルさに勝るとも劣らない、物語そのものの、一種突き放したようなリアルさもひっくるめて好きだからこそ長い事ファンだし、わざわざプロフィールの好きな物にも紹介してるんだもんね。 …なんか私、サウスパークといいはれぶたといい、一般的に『媚びない』もの(人もね。)が好きなんだなぁ、としみじみ。
ちなみに、この事実を伝えたら彼女からは『ピーターラビットを見直した!!』という、至極ありがたいお返事をいただけました。ファン冥利に尽きる瞬間。
ところで皆さん。 かつて鶏肉は食っても牛や豚のような四足動物を食す文化の無かった日本人が 『ウサギも跳ぶから(←と言ったかどうかはさて置き) 鳥類と同等の扱いでウサギの肉を日常的に家畜として食していた』 と言う事実も忘れてもらっちゃ困りますぜ。 エゲレス文化にツッコミ入れる前に、彼らがご先祖様の血肉となっていた現実を見つめましょう(遠い目)。
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