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2009年10月15日(木)
  【乗馬】ミラクル【76鞍目】 <画像あり>

 3歳の時からずーっとこの乗馬センターにいるというハーフリンガーのミラクル号(今14歳か15歳)。


 さて突然ですが、A型の人にB型の血液は輸血出来ません。O型の人にAB型の血液は輸血出来ません。でもO型の血液は、一応他のどの血液型にも輸血出来ることになっています(そんな場面はかなりの緊急事態もしくは異常事態だと思いますが)。つーか輸血前にクロスマッチしてOKが出れば輸血可ってことですがまあそれはさておき。

 馬にもそういう血液型的なものがあって、まあ人間のABO式と違って間違っちゃうと凝血しちゃうよ、とかそういうのではないらしいんですが、でも血液型不適合を起こす抗原や抗体は知られていて、ある抗原を持った馬にその抗体を持った馬の血液は輸血出来ないワケです。

 が、40頭に1頭くらい、全血液型の抗原も抗体も持っていない馬がいるそうです。こういう馬の血液は、血液型不適合を気にすることなく、全血輸血が出来ます。ユニバーサルドナー、と言われる馬です。

 ユニバーサルドナーに出来る馬はサラブレッドには少ないらしく、輸血用に採血するから重種馬が好ましいそうで(体が大きいからちょっとくらい血を採っても大丈夫的発想)。

 で、ハーフリンガーの約6割が、ユニバーサルドナーに適した血液型なんだそうです。

 そういう理由で、各種検査を無問題でクリアしたミラクルは、純血のハーフリンガーであることが証明され、静内のJBBA(日本軽種馬協会)で供血馬として第2の馬生を送ることになったのです。

 昨日は2時頃、という話だったのですが、1時前にJBBAの馬運車が到着しました。後部のドアが開き、引かれていくミラクル。

 が、ここで事件発生。
 馬運車の後部ドアは上から下に開いて、馬(や人)が荷台に上がるためのスロープになります。そのスロープが、結構急だったんですよ。
 開けた時に先生方も「急だなぁ。これ上れるかなぁ」「横に落ちなければ何とかなるんじゃないっすか?」「後ろから押してかないと」とか言ってたんですけど。

 そのスロープを先生に引かれながら上りだしたミラクル・・・。真ん中辺りでずるりと滑り(蹄鉄の所為?)ばんえい競馬で障害を越えられない馬のように前膝を折り、更に後肢も滑って膝を折り、そのまま尻餅ついたような格好で下まで滑り落ちたΣ( ̄□ ̄;)!!
 だだだだ〜いじょうぶか〜!?
 何とか立ち上がったミラクル、飛節の後ろを擦り剥いてました・・・痛そう・・・つーか痛かっただろ・・・。

 こりゃ上れない、と判断されたミラクル。乗馬センター裏の厩舎エリアに、高低差なく馬や荷物の積み下ろしが出来る場所があるので、そこで馬運車に乗せることになりました。みんなミラクルと一緒にそちらへ行き、馬運車も外からそちらへ回ってきました。馬運車待ってるほんのちょっとの時間にも、脇に生えてた草を食みまくるミラクル。嗚呼、ミラはやっぱり最後までミラだね・・・。

 さあ、お別れの時です。

 今度は無理なく、大人しく馬運車に乗せられるミラクル。4頭運べるサイズの馬運車に、ミラクル1頭。

 厩舎エリアに来てしまったので、他の馬たちは近くにいません。5月にジャスパーが市内の乗馬クラブに転厩になった時は、馬運車に乗せられたジャスパーが一鳴きすると、それに応えるように馬房から顔を出していた他の馬たちもいななきました。でもミラクルは鳴くこともなく。
 何しろ供血馬。健康には最大限気を配られて、きっと大切にしてもらえると思います。食べるのが大好きなミラ、きっと良い草も食べさせてもらえるよ。

 バイバイ、ミラクル。いつか静内まで会いに行くよ。

 >>最後に記念写真


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・過去の「今日」。

2008年10月15日(水) 札幌都会 <画像あり>
2007年10月15日(月) 財布ひとつで繰り広げられる飽くなき妄想
2006年10月15日(日) 東京は光の海 <画像あり>
2004年10月15日(金) 204分15秒 <画像あり>

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