きっと どこかで
DiaryINDEXpastwill


2006年09月07日(木) おじいさんと孫二人の旅行

子供達の夏休みの事です。旅行の日の二週間ほど前の日のことです。子供が「おじいちゃんとね、富士山の方に旅行に行く事になったんだ。」と言うのです。

よく聞いて見ると、陸上自衛隊が、富士山の裾野で行う、実弾を使った公開演習の観覧に行くということらしいです。私の父は、陸上自衛隊勤務でした。その影響で、私の子供の一人は、自衛隊が好きなのです。毎年地元で行われる、イベントにも私の父と子供は一緒に参加しています。

今回の、自衛隊の「富士総合火力演習」見学は、ハガキの抽選で、当たった人でないと、見にいけないらしいです。私の父は、みんなに内緒で応募していたらしいです。そしたら、当たったので、一緒に行こう、と子供に話をしてきた、ということだと思います。

私の父と、私の子供二人の三人で行く、というのです。大丈夫かなあ、と思ったけど、その日は、私は、休みのとれない仕事がある日で、ついて行けません。しかたなく、三人で送り出すこととしました。もちろん、夫も休みのとれる日ではありません。

行きは、新幹線等で行き、富士の演習見学をした後、東京に行って、東京見物を少しして、飛行機で帰ってくる、2泊3日のスケジュールでした。

まあ、子供たちは、旅行自体は、毎年家族旅行に行っているから、慣れてはいるだろうとは思いましたが、私の父と一緒というのは初めてだし、私の父も、いろいろ持病があったりするので、大丈夫かなあ・・と心配でしたが・・。

父に聞いたら、「もう旅館も取ってあるから。お前は仕事だろ、来なくていいよ。」ってな調子です。

もう、しかたない・・といった感じですが、旅行に行くなら準備をしなくちゃ、と次の日曜には、旅行で要りそうなものを買いに行きました。帽子、Tシャツ、下着などを買い、一人ずつ、バッグに詰めました。

送り出した日の夜、家に帰ってきたら、いつもいるはずの子供たちは旅行に行って、いなくて、家の中は私一人・・。いつも忙しいのに、なんとなくのんびりできるんですが、つまらないなあ・・、ていうことで、レンタルで借りたビデオをみたりしてすごしました。

そして、2泊3日のスケジュールを終えて、三人は無事帰ってきました。疲れた様子もなく、楽しく過ごしたようです。

東京はみんなよく行くからなのか、おみやげなしでした。ケンだけは、自分用に、東京タワーのイラストの入った卓上の時計を買ってきていましたが。

私の父は、東京はかつて勤務していた土地でもあるし、富士の演習場も、現役の頃はしょっちゅう行っていたと思うから、慣れたところだったんでしょうね。ただ、お台場は、今回初めて行ったと思うんですけどね。若者が行くところというイメージがありますもんね。

おじいさんと一緒の旅行など、なかなか経験できるものではないので、子供たちにとっても、いい想い出が出来た事と思います。こういう旅行を計画してくれた父に感謝しています。


ライム |MAIL

My追加