「人の世を作ったものは神でもなければ鬼でもない。矢張(やは)り向ふ三軒両隣(りょうどな)りにちらちらする唯(ただ)の人である」…(夏目漱石「草枕」)「唯の人」の営みを総まとめにしたものが日本経済であるとすれば……それを健全な路線に戻すために民間ができることは……人々が喜んで財布のひもを緩めるような商品やサービスを……創意と工夫で生み出していくことしかない。