つんつん日記
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「アインシュタイン博士来る!」… …80年前の1922年11月…新聞は博士の来日を一斉に報じた。
「鈴を振るような音楽的な声」と形容された講演に人々は酔った。
滞日中…博士は子息にあてた手紙に日本人の美点をあげた。
物静か…控えめ…知的…芸術好き…思いやり…まさに絶賛である。
日本に恋したような43日の滞在だった。
1945年…広島への原爆投下。
「ああ、悲しい!」…博士は絶句した。
ナチスの原爆製造による世界支配を防ぐため… …開発をうながした原爆が日本で炸裂してしまったのである。
「私は生涯で過ちをひとつ犯したかもしれない」。
人類と日本への深い悔恨が博士を平和運動に駆り立てた。
「人間性を忘れるな」の一節で名高い… …ラッセル=アインシュタイン宣言に署名し…核廃絶を訴えた。
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