つんつん日記
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2002年11月08日(金) 希望

人は意味のないことをやりたがらない。

それは人が「意味」を求めて生きるものだからだと思う。

ドイツ・ナチスの強制収容所から生還した…
…精神医学者のビクトール・フランクル。

いつ出られるとも知れない恐怖で自殺する囚人が多かった。

「人は未来に向かって生きるが、囚人は未来を失った状態」と彼は言う。

二人の囚人が自殺を決意した時にフランクルは…
…「待っている人や仕事が必ずあるはず」と諭した。

一人は最愛の子どもが…もう一人は科学者として…
…未完の本が待っていることに気付く。

自分の存在する「意味」を感じた時…生への希望が生まれ…
…自殺を踏みとどまった。

彼自身も執筆中の著作を完成させるという希望が生を支えた。

政治権力と戦い民主化の道を開いたチェコのハベル大統領。

3度の逮捕で4年間の獄中生活。

「希望は決して楽観ではありません。
なにかがうまくいくという確信ではなく、
なにかの意味を持つという保証」なのである…と…
…(『ハヴェル自伝』佐々木和子訳)。

彼は希望の力を信じた。


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