つんつん日記
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高橋尚子選手が…またも1位でゴールのテープを切った。 ベルリン・マラソン(9月29日)の連覇で6レース連続の優勝。
2年前のシドニー五輪。 女子マラソンを制した翌朝も…午前6時から走り込んだ。 極限のトレーニングや食事制限…メダルの重圧から解放された朝なのに… …なぜ走ったのだろう。
金メダリストになって初めての朝。 彼女は…うっすらした期待感に目を覚ました。 もしや世界はバラ色に一変しているのではないか。 しかしシドニーの朝の風は冷たく…涼しく…昨日までと同じだった。
「自然は何も変わっていなかった。 だから私も変わってはいけない。このままの気持ちで走ろう」。
華やかな名声にとらわれず…変わらぬ自分を貫いた点に非凡さを感じた。
人間は時に等身大の自分が見えなくなる。 成功には過信。 挫折には卑下。 他人の評価に自分の寸法を合わせることもある。 自分らしく生きることは…平凡なようで実は難事である。
自分らしく人生を疾走する足取りは…魅力的で力強い。
その行く手に月桂樹の勝利の王冠がある。
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