つんつん日記
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2002年06月25日(火) 寓話

『人にはどれだけの土地が必要か』(トルストイ)という寓話がある。

貧しい小作人の男が苦労して土地を買った。
やがて暮らし向きも良くなった。それでも飽きたらない。

ある日…旅商人から…僅かな金で広大な土地を取得できる村を教わる。
その村は…一日中歩き回って…同じ場所に戻れば…それだけの土地が取得できる。

だが…日没まで戻れない場合はすべてを失う。

日が昇ると夢中になって歩き出し…気づいた時には…日がだいぶ西に傾いていた。
ひたすら走り続け…渾身の力で日没と同時にゴールにたどり着いた。

村長が「望んだだけの土地を手に入れたぞ」と叫んだ時…男は息絶えた。

彼の従者が遺体を土に埋めた。

その穴の大きさだけの土地が…彼に必要な土地だった…
…人間の貪欲さを痛烈に皮肉った物語は…現代にも通ずる。


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