つんつん日記
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2002年05月23日(木) 節目

だれにでも…節目というものがある。
入学、結婚、就職、転居、定年……。
あげればきりがない。
その区切りに…何を決意し…どういう生き方をするのか。

画家・葛飾北斎。
西欧の絵画にも…大きな影響を与えた世界的巨匠。
北斎の生き方を物語るエピソードに…雅号の変遷がある。
「葛飾北斎」という名も…その雅号の一つ。

61歳の還暦。「為一」という雅号を名乗った。
これは「一から出発する」という意味。
当時の北斎は…最高の名声を得ていた。
しかしそこに…たえず自己変革を目指す気概がみてとれる。
また70歳以前の画は取るに足りない…と書につづった話は有名。

もうこれでいい。
現状に満足してしまった瞬間から…敗北が始まる。
反対に…自身の節目を定め…日々に…月々に…年々にと…
…清新な出発を期すことができる人は強い。

その節目を刻む力は…絶えざる向上心にある。
巨匠ゴヤは…80歳の自画像に…「私はまだ学んでいる」と書き込んでいる。
こうした人物は「自己変革の王者」と呼ぶにふさわしい。


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