つんつん日記
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2002年05月05日(日) 人間の耳

かつて黒田藩に…「異見会」というのがあった。
これは…その会議に出る人間が…ほかの人と異なる…
…特に…藩主と異なる意見を言うことが主眼の会議だった。

藩主が自分の耳に痛いことを言われたり…
…批判された時にすぐにかっとならないように諫めたもの。

この会は…明治維新で藩が消滅するまで続いたという。
豊臣秀吉や徳川家康の最も警戒した黒田藩が家を全うした要因の一つとなった。

シェークスピアは…『アテネのタイモン』で…登場人物に…
…「ああ、人間の耳ってやつは、追従にのみ開かれ…
…忠告には閉ざされるとは!」と言わせている。

人は…褒められることに対する欲望は強い。
「褒められたい」と反比例して…忠言を避けてしまう傾向もある。


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