つんつん日記
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2002年04月14日(日) 目の前の山

入学・進級の春。
「教師運 今年如何(いかん)や 進級す」(堀口星眠)…
…新たな友…教師との出会い。
半面…自分の適性に迷い悩む生徒もいる。

江戸後期の国学者・塙保己一(はなわほきいち)は7歳で失明した。
12歳で母を失う。15歳で雨宮検校(あめみやけんぎょう)に師事。
だが…按摩(あんま)…鍼術(しんじゅつ)も琴(こと)…
…三絃(さんげん)も上達せず…自殺を図るまでに。
師は…“3年間、好む道に進んで、ダメなら古里に帰りなさい”と…
…励ます(太田善麿著『塙保己一』)。

感激して…和歌と国学を学ぶ。
朗読してもらい…心に刻む読書に励んだ。
38歳で目の不自由な人の最高官職・検校に。
和学講談所を設立。後の東大史料編纂(へんさん)所の基(もとい)になる。
『群書類従(ぐんしょるいじゅう)』530巻…
…『武家名目(みょうもく)抄』463巻等を編(あ)む。

「目の前の山」を登る一人ひとりに…励ましの声援を送りたい。


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